先週のアドテクシーン:ヤフー既存事業と外部新技術の融合、日本国内に増えるスマホへのディスプレイ広告配信など

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 (ライター:編集部)

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

ヤフー株式会社 マーケティングソリューションカンパニーが新戦略を発表

ヤフーのマーケティングソリューションカンパニーが、同社の有するビッグデータと個々の広告主が有するあらゆるデータを統合管理することが可能なプライベートDMPの構築に 際して、米国Bright Tag社のサービスを利用することで合意し、資本・業務提携を行った。多様化する企業のマーケティングニーズやマルチデバイスに対応するため、今後ノウハ ウや技術を有する複数企業と協業することで新戦略を実現していく。日本市場へのプログラマティックが飛躍的に加速化することが期待できる。

 

 

イグニッションワンジャパン、日本国内でスマホへのディスプイ広告配信を開始

イグニッションワンジャパンは、同社が提供するDSPにおいてスマートフォンへの配信を開始し た。AndroidとiOSを対象に、AppNexusテクノロジープラットフォームやGoogleのDoubleClick Ad ExchangeなどとのRTB接続を完了している。日本国内におけるスマホのDSPは無数に存在するが、AppNexusとの接続はまだ珍しい。

 

 

「AdStir」、スマホアプリ向けにRTB搭載インタースティシャル広告を提供

ユナイテッド株式会社が所有するSSP「AdStir(アドステア)」において、国内初、スマホアプリ向けのRTB広告配信機能を搭載したインタースティシャル広告の提供が開始された。インタースティシャル広告とは、ゲーム終了時や投稿完了などのページ遷移の間や、アプリ終了時など、メディア側の任意のタイミングでの表示が設定可能な全画面型のポップアップ広告。AdStirは2013年10月に月間140億アドインプレッションを突破している。

 

 

ネオキャリアとフロムスクラッチ、日本のWeb広告に最適なDSPサービスをリリース

ネオキャリアとフロムスクラッチは、合弁会社「マーベリック」を設立し、日本のWeb広告に最も適した独自のDSPサービス「Sphere」を 12月にリリースする。600億を超えるビットリクエストを保有するDSP機能、特許申請技術の自動属性cookie発行システムによる2,000万 uidを超えるDMP機能などを特徴に持つ。人材会社が、人材とデータを提供する形を行う形でプラットフォーマーに加わることは興味深い。

 

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。