先週のアドテクシーン:Criteoの日本国内の広告リーチ率は89%、IgnitionOneがFBXニュースフィード枠への配信を開始

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

 

トライステージとブレインパッド、マーケ予算配分最適化サービスを開始

トライステージは、ブレインパッドと協業し、テレビを見てWebでの購入に至る貢献度(オフラインアトリビューション)を統計的な方法を用いて可視化し、広告主のマーケティング予算額とその配分を最適化させる新たなサービスの提供を4月1日より開始する。データ解析技術の発達により、兼ねてから課題となっているクロスメディアでの予算配分最適化に挑む。

 

JICC、ガイドラインを改訂

インターネット広告推進協議会は、インターネット広告において取得・利用されるユーザー情報の取り扱いに関する事業者向けの指針「プライバシーポリシー作成のためのガイドライン」と「行動ターゲティング広告ガイドライン」を改定した。具体的にはこれまでPCのみを対象としていたものをスマートデバイスも考慮した内容に変更し、「インフォメーションアイコンプログラム」による配信主体の表示の推奨も加わった。

 

IgnitionOne、FBXニュースフィード枠への配信を開始

IgnitionOneは、DSP「デジタルマーケティングスイート」を通じてFacebook Exchange(FBX)のニュースフィード枠への配信を開始した。FBXはこれまで、サイドメニューに表示されるスタンダードアドだけが基本であったが、ニュースフィードでもRTB取引を開始している。国内ではまだまだ利用例が少ないFBXのニュースフィード枠もこれをきっかけに増加することが見込まれる。

 

DMP「AudienceOne」とLPOツール「DLPO」がシステム連携

モデューロは、DMP「AudienceOne」とデータアーティストが提供するLPOツール「DLPO」とのシステム連携を開始した。これにより、AudienceOneが蓄積したオーディエンスデータを利用してLPの自動最適化が可能となる。

 

Criteo、日本国内における高い広告リーチ率を発表

Criteoは、米国comScore社が日本で実施したCriteoのリターゲティング・レコメンデーション広告のリーチ率に関する調査結果を発表した。この調査は、2014年1月の1ヵ月間、国内の15歳以上のネットユーザーを対象に行ったもの。対象期間中にCriteoのリターゲティング・レコメンデーション広告を目にしたユニークビジター数は6,550万に達し、Criteoが国内インターネットユーザーの89%に対して広告配信していたことが証明された。

(編集: 三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。