サイバーエージェント、海外配信特化の動画広告クリエイティブのソリューションパッケージを開始、年内にはAIとの連動も視野
サイバーエージェントは、海外配信に特化した動画広告クリエイティブのソリューションパッケージ「Quvie(キュービィ)」の提供を開始した。
このサービスは、Quick(スピーディーに)・Quality(高品質に)・Quantity(大量に)の3点を重視し、配信先国別にローカライズした動画制作、クエイティブテスト、配信、効果検証までをワンストップで行う。
配信先は現時点で11カ国に対応。米国、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、英国、ドイツ、イタリア、フランスを対象としている。
また年内には、DMPのオーディエンスデータとAI(人工知能)とを連動し、クリエイティブの自動生成・自動配信を目指す。
同社は今年3月に動画広告クリエイティブの大量生成プラットフォーム「TAIRYO(タイリョウ)」を開始。また、海外向け事業に関しては、今年5月に海外6拠点で海外事業を本格的に開始したことをリリースしている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長 慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。