プログラマティック動画の普及進むか?-ソネットDSP「 Logicad」、「Teads」と接続し動画広告のRTB配信を開始-

ソネット・メディア・ネットワークスは先週、プログラマティック動画広告「Logicad Video Ads」の提供をリリースした。

これまで「Logicad」における広告配信にて培われた、独自のターゲティング技術を活用した動画広告の配信を行うとのこと。


図表

出典:同社プレスリリース

「Logicad」を通して配信する動画広告のフォーマットは、インリード広告を皮切りにしており、第一弾の接続先は、インリードグローバル最大手のTeads。ブランド広告主向けにTeadsが持つ、信頼性の高い媒体の動画広告在庫に配信をすることが可能になる。

同社によると、インリードにおいてはフォーマットの視認性が高く視聴完了率50%を越えるテスト結果が出ており、予算効率がよく動画配信をすることが可能であるとのことだ。

フォーマットに関しては、インリード以外にもインバナーにも対応する。また今後は、インストリームへの配信や、また動画を見て商品購入を促進するインタラクティブ動画フォーマットの対応も視野に入れて準備を進めているとのことであり、これらフォーマットの充実化とともに、現在増えつつあるスマホ向け動画メディアを想定し、プログラマティック経由での配信拡充を目指す。
GoogleがYouTubeからサードパーティーのDSPからの入札を締め出して以来、プログラマティック動画に関する話題は日本では下火になっていた感もある。一時は注目を集めた動画専業のDSPも、今は大手広告プラットフォームに吸収されている。

動画広告市場は成長を続けており、YouTube以外の媒体、そしてインストリーム以外のフォーマットと選択肢は増えている。果たして2018年は、いわゆるオープンな動画広告在庫の供給が増えて、プログラマティックの持ち味を動画広告の買い付けにおいて更に活かすことが出来るようになるであろうか。

タグ

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。