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「ABEMA」がコネクテッドTV広告計測に対応、「Adjust」と国内初連携[ニュース]

 

サイバーエージェントグループの「ABEMA」は、視聴者数が急増するコネクテッドTV(以下、CTV)領域の広告商品開発の強化を目的に、adjust株式会社が提供するモバイルマーケティング分析プラットフォーム「Adjust(アジャスト)」と連携し、CTV広告によるモバイルアプリのインストール促進のパフォーマンスをクロスデバイスで計測する「コネクテッドTV広告計測」の機能に対応した。

 

 

「Adjust」のCTV広告計測とメディアが直接連携するのは、本事例が国内初となる。

 

SMNの調査によると、国内のCTV広告市場規模は、2024年には558億円まで成長するとされており、その規模は2020年現在の約5倍の規模に及ぶ。「ABEMA」におけるCTVユーザーの割合も、2019年比で約2倍に成長しており、今後もますます伸びていく傾向にある。

これらの市場規模の変化に伴い、CTV広告に関する調査や計測ソリューションはモバイル広告主にとっても重要事項になりつつある。 こうした期待が高まる一方、CTV広告は従来のモバイル・デスクトップ上の広告のように、効果計測手法が十分に確立されておらず、広告主が費用対効果を検証し、適切なマーケティングを行うことが難しいという課題がある。

そこで「ABEMA」は、市場規模が大きく伸びていくCTV広告をモバイルアプリ提供広告主がより活用できるように、モバイルマーケティング分析プラットフォーム「Adjust」が提供する、CTV広告からのクロスデバイスによるモバイルアプリのインストール計測に国内で初めて対応した。これにより、CTV広告の価値が可視化され、適切なマーケティングが実施できる計測環境を目指す。

 

■「Adjust」との取り組みイメージ

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。