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動物病院向けサイネージ「HearPet」、約1,800軒の病院と提携[ニュース]

株式会社TYLが提供する動物病院向けサイネージ「HearPet」は、約1,800軒の動物病院での広告展開を開始した。

 

現在、7歳以上のシニア期といわれる高齢犬・猫の頭数が増加している背景を受け、ヘルスケアの機能を付加価値として訴求しているペット商品が増加している。しかし、ヘルスケア関連製品は購買者である飼い主に製品の機能価値を理解してもらうことは重要な一方で、ペット業界ではそれらを効果的にターゲティングできる媒体が多くはない現状がある。TYLでは「HearPet」によって、飼い主がペットの健康に気づくきっかけになってほしいという思いからサービス展開をしている。

 

「HearPet」は、動物病院内の広告サービス(サイネージ)。TYLの調査結果によると、飼い主が動物病院にいく目的は84%が予防などの健康管理で来院していることがわかっている。「HearPet」では、動物病院という「健康管理の場所」かつ「新しい行動を起こすきっかけ」となる場所を活用し、デジタルサイネージからサンプリングまでペットに関する広告だけでなく、季節にあわせたお役立ち情報等も配信している。

 

HearPetのそのほかの特徴は次の通り。

①広告ターゲットがペットの飼い主に特化
動物病院やトリミングサロンの空きスペースを活用した広告媒体であるため、リーチ先はほぼ飼い主。

②全国約50%の飼い主にリーチが可能
TYLがサイネージ事業を手掛けるメディアート社と独占契約を結んだことで、提携している動物病院が増加し、全国約1,800軒の動物病院に広告展開が可能になった。

③約94%の飼い主が動物病院を信頼する情報源として認識
飼い主173名のアンケート結果によると、ペットに関する情報源で一番信頼しているものは「動物病院」と回答した人が94%となった。動物病院という信頼できる場での広告配信は、広告への安心・信頼感を得ることができる。

ABOUT 柏 海

柏 海

ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学芸術学部文芸学科卒業。 在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。