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レコメンドウィジェット「TAXEL」 ユーザー離脱位置でのレコメンド技術の導入で、回遊実績導入前比で190%に向上[ニュース]

GMOアドマーケティングは、レコメンドウィジェット「TAXEL byGMO(以下、TAXEL)」において提供している記事毎のユーザー離脱位置にあわせて他の記事への回遊を促すサービス「離脱位置レコメンド」において、導入前と比べて回遊率が190%に大幅な向上を実現することができた事例を公表した。また、同時例において、収益額も導入前と比べて1.5倍になったという。

 

「離脱位置レコメンド」とは、WEBメディア内の全てのコンテンツにおいて、ユーザーの離脱が多いコンテンツを判別した上で、ページ単位で離脱する位置を特定し、コンテンツのレコメンド表示を自動で行うことができる機能。

コンテンツ内において離脱が多い位置に関連記事をレコメンドすることができるため、直帰率が下がり、滞在時間やページビュー、エンゲージメントの向上が期待できる。

特許取得済みの当機能は、TAXELを利用中のメディアは無料で利用することが出来る。

 

 

今回公表した事例において実施した施策は、以下の通りである。

・従来のコンテンツ直下へのレコメンドウィジェット設置に加え、コンテンツ内で「離脱」が多く発生している箇所を計測し、離脱位置レコメンドを表示
・配信結果について、Google Analytics上で計測される実績推移を確認

 

【導入事例メディア】
株式会社メディア・ヴァーグ
メディア名:e!Golf https://egolf.jp/

▼検証項目
①回遊率
従来通り、記事下にTAXELを設置し配信を行った場合の記事vCTR実績と
記事下のTAXEL配信に加えて、記事中の「離脱」が多く発生している箇所を計測し、
離脱位置レコメンドの配信を行い、記事vCTR実績の変化を確認

②収益性
記事下に配信されているTAXELの広告収益実績と、記事下のTAXEL配信に加えて、離脱位置レコメンド内にも広告を設定して配信した場合の収益性の変化を確認

 

 

なお、株式会社メディア・ヴァーグ e!Golf担当 坂口氏は以下のようにコメントしている。

e!Golf(イーゴルフ)は2021年8月から本格運用を開始したサイトです。

順調にPV数を伸ばしていましたが、課題として1セッションで複数の記事コンテンツを閲覧してもらうにはどうするべきか悩んでいたところ、GMOアドマーケティングの小西様より本取り組みのご提案をいただきました。

離脱位置レコメンドはページ内の離脱ポイントでレコメンド表示ができるということで、即決で実装判断し導入いたしました。

導入以前は、GAやヒートマップ等でサイト分析をし、エンジニアに依頼して掲載位置を変えていましたが、簡単に実装ができました。

導入当初は記事の回遊重視で設置し、広告単価が上がる需要月は広告も掲載して回遊性や広告収益のバランスをみて運用しています。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。