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DoubleVerify、TVision社との提携により業界を牽引するアテンション測定の高度化を実現

デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerifyは、コネクテッドTV(CTV)の視聴状況を秒単位で分析するTVision社との提携を発表した。今後、CTV全体におけるパフォーマンス測定を強化し、業界で最も包括的かつ拡張性のあるアテンション測定の分析ソリューションを提供していく予定。

 

DVが提供する視聴可能時間や画面占有率などの拡張可能な広告露出データと、TVision社が提供する視聴者存在やアイズ・オン・スクリーン広告アテンションシグナルを組み合わせた、最も総合的なアテンション測定ソリューションが誕生する。これにより、CTV上でのパフォーマンスの大規模測定を求める広告主のニーズに応えることが可能になる。

 

広告主はCTVのメディアパフォーマンスを測定することで、プレミアム在庫に対する予算配分の検証やキャンペーンの効果測定、デジタル投資へのリターンの改善などを実行できるようになる。さらに、DVのアテンション測定をCTVへと拡張することで、オープンなウェブインベントリー、フォーマット、デバイスを問わず、キャンペーンのパフォーマンスを総合的に分析し、ビジネス成果とKPIの最大化につなげることが可能になる。このようなアテンション・ソリューションは、広告主が実施するキャンペーン前後の最適化に必要とされる、広範かつ的確な分析であり、他にはない。

 

DoubleVerifyのSVP of AttentionであるDaniel Slotwinerは次のように述べている。「TVision社との提携は、CTVにおける包括的で信頼性の高いアテンション測定を進化させるための大きな一歩です。また、その規模も最も大きく、客観的かつ実行可能なパフォーマンス指標をクライアントに提供するという当社の責務を確実に果たすものです。TVision社の視聴者存在とアイズ・オン・スクリーンのアテンションデータを、当社の広告露出およびユーザーエンゲージメントデータと統合させることで、当社はCTV広告がもたらす本来の影響を評価する新しい基準を確立し、世界中のブランド広告主にとって優れた成果をもたらすと確信しています」。

 

今後数ヶ月間にわたって、DVとTVision社の技術統合を継続し、より広範な市場での本格リリースに向けて、2023年後半にクローズドベータ版の提供開始を予定している。

 

TVision社のCEO & Co-FounderであるYan Liu氏は次のように述べている。「DoubleVerifyとの協業により、CTV環境におけるアテンション測定の採用を促進できることを嬉しく思っています。このたびの提携によって、CTVで最も価値のある場とタイミングについて、より深い洞察をマーケターにお届けできるようになります」。

 

アテンション測定と最適化に関して、DVは比類のないイノベーション、拡張性、有効性を提供している。DV Authentic AttentionⓇは、米国メディア規制当局のMRC(Media Rating Council:メディア・レーティング審議会)の認定を受けたプライバシーに配慮したパフォーマンスソリューションであり、個人識別情報やクッキーとは無関係に動作するもの。インプレッションレベルで50以上のデータポイントを分析し、デジタル広告の露出と消費者のエンゲージメントをリアルタイムに評価する唯一のアテンションソリューション。毎月数百億件にのぼるインプレッションを評価し、スクリーンの向きやタッチ、ビデオ再生、オーディオコントロールの操作など、広告露出中のユーザー主導のあらゆる事象を分析する。これらの測定結果は、DVアテンションインデックスと呼ばれるアテンションを総合的に計測する指標となり、キャンペーンのパフォーマンス向上に貢献することが証明されている。