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Teads、LG アドソリューションズ社と 独占的グローバルパートナーシップを締結

Teadsは、コネクテッドTV(CTV)とクロススクリーン広告の世界的リーダーであるLGアドソリューションズ社と、CTVネイティブ(ホームスクリーン)広告在庫に関する独占的なグローバルパートナーシップの拡大を締結したことを発表した。Teads はフランスとベルギーでのLGスマートTVの独占的な広告提供関係エリアを確立し、新たにドイツ、オーストリア、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、およびアジア太平洋地域(APAC)の10ヶ国(インドネシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、香港、日本、台湾、およびインド)における独占的なCTVネイティブ広告在庫を展開する。

このグローバルパートナーシップの拡大で、Teadsはこれらの地域においてLGテレビとの最初のタッチポイントであり、唯一のプレミアムパートナーとなった。そして、広告主の品質向上と消費者の家庭にある大画面のスクリーンでのリーチをさらに強化していく。

 

Teadsは、フランスでDanone(ダノン)とのオリンピックパートナーシップキャンペーンで、LGアドソリューションズ社独自のインパクトのあるCTVネイティブフォーマットを活用した初のCTVキャンペーンを実施した。Teads StudioとTeads独自のコンテキストデータとリテールデータを集約したデータキュレーション技術を活用したオムニチャネルアプローチは、さまざまなデバイスを通じて効果的に視聴者へアプローチし、広告主がプレミアムかつブランドセーフな環境でメディア効果を最大限に引き出すことができた。

 

TeadsとLGアドソリューションズ社の独占的なグローバルパートナーシップによって、広告主はLGアドソリューションズ社のACR(自動コンテンツ認識)データ技術を活用したターゲティング機能が利用可能となる。シームレスな広告統合と高精度なターゲティングにより、視聴者には関連性の高い広告体験が提供され、広告主にはメディアの最適化が促進される。

 

LGアドソリューションズ社の視覚と音声認識を基にしたACRデータを活用することで、広告主はプライバシー保護に準拠した方法で視聴者の視聴行動を分析できるようになります。TeadsはLGスマートTVのデータを元に特定の視聴者をターゲティングすることができ、視聴者がテレビをリアルタイムで視聴しているか、あるいはストリーミングサービスを利用しているか、視聴されたコンテンツや広告についてのデータ、その他の視聴に関する情報を基にターゲティングを行う。また、LGアドソリューションズ社のフォーマットは、家庭にある大画面のテレビでリニアTV(従来型TV)とOTT(ストリーミングサービス)を結びつける役割を果たし、目に留まりやすい広告配置、インタラクティブな広告フォーマット、そしてコンテンツや製品へのアクセスが可能となる。

 

Teadsは、業界で認知されているMicromill(マクロミル)、Revisio(レビジオ)、Cint(Lucid)(シント(ルーシッド))などのパートナーと提携し、包括的かつ信頼性の高い測定ソリューションを提供している。よって、広告主は正確なインサイトとパフォーマンス指標を元にキャンペーン効果を評価し、データに基づいた戦略的な決定を行うことができる。

 

今回のLGアドソリューションズ社とのパートナーシップの拡大により、広告主はTeadsのプレミアム在庫のアクセス拡大によるより効果的なCTVのユーザーリーチだけでなく、Teadsのオムニチャネルターゲティング戦略を活用することで、あらゆるスクリーンを通して精度の高いターゲティングかつインパクトのあるキャンペーンを実装することが可能となる。そして、ブランドのストーリーテリングをさらに増幅するフォーマットをカスタマイズすることで、Teadsは大画面で視聴者を魅了し、より効果的なエンゲージメントとメディア効果を最大限に引き出すことができる。

 

Teadsの共同創業者兼最高経営責任者のBertrand Quesada(バートランド・ケサーダ)は、次のように述べている。

「LGアドソリューションズ社とのパートナーシップの拡大により、広告主と代理店パートナーは、あらゆるデバイスを通じてより効果的なユーザーリーチとブランドのストーリーテリングの実現が可能となります。また、Teadsはフランスとベルギーで、わずか1年でオムニチャネル戦略を活用するためにCTVネイティブ広告を採用し、大きな成功を収めました。私たちは、世界トップクラスのリーダーと協力して、業界全体にCTVを強化し、関係をさらに深めていくことを楽しみにしています。」

 

Danoneのパリ支社のリードメディアマネージャーのThibaud Rivals(ティボー・リバル)氏は、次のように述べている。

「Teadsが展開した戦略により、広告主が変化するメディア環境に適応し、ユーザーの需要に応えるための対応が可能となりました。TeadsとLGアドソリューションズ社のグローバルパートナーシップにより、この新しいCTVスクリーンをテストする最初の企業の1つになれたことを嬉しく思います。」

 

LGアドソリューションズのグローバル広告営業部門社長のSerge Matta(セルジュ・マッタ)氏は、次のように述べている。

「スマートTVが世界中でますます家庭の中心的な機器になりつつある中、Teadsとの独占提携を新たな地域で拡大できることを喜ばしく思います。私たちは、視聴者の増加を実現するために広告主と提携し、ダイレクトツーグラス戦略と共通の使命をさらに高めることを目指しています。」

ABOUT 加納 奈穂

加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当 武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。