スマートニュース株式会社は3月21日、ニュースアプリ「SmartNews」を配信面とする、位置情報ターゲティングを活用した広告新プロダクト「SmartNews Hyper Local Ads」（スマートニュース・ハイパー・ローカル・アズ）の提供を開始した。

近年、ユーザーからは、自身が活動する場所において役に立つ情報を求める声が増えており、広告主からも、特定の地域の情報を求めるユーザーへ広告を配信したいというニーズがあがっている。このようなユーザーと広告主とのニーズに基づくマッチングを実現するため、スマートニュースでは位置情報広告の新プロダクトを提供することとなった。

「SmartNews Hyper Local Ads」では、ユーザーのスマートフォンのGPSによる位置情報を基に、指定したエリアを訪問したことのあるユーザーや、指定したエリアを生活の拠点としていると推定されるユーザーをターゲティングし、ユーザー毎に広告を配信する。

任意の地点を中心に、半径を指定したエリアで、過去1年以内の訪問ユーザー若しくは生活拠点を持つと推定されるユーザーをターゲティング可能となっている。配信地点は、任意の地点以外だけでなく、店舗や商業施設、学校や予備校、駅や空港など多様なカテゴリから指定することも可能なっており、ターゲティングと合致するユーザーの属性やエリアが定まっている広告主においては、効率的なアプローチが実施できる。

なお、新たな広告商品の提供にあたり、スマートニュースは位置情報広告を強化するため、株式会社ジオロジックを2021年10月に完全子会社化しており、今回提供する新たな広告商品は、ジオロック社の位置情報ターゲティングの広告配信技術を活用したものとなる。