MOBKOIは3月19日、都内にて創業10周年記念パーティを開催し、「MOBKOIウォールドガーデン」の構想を発表した。

同社は2014年にイギリスで創設された、モバイル広告企業。世界10カ所にオフィスを構え、日本法人（Mobkoi Japan 株式会社）は2018年に設立されている。

今回は10周年の節目を祝し、創業者のQuentin Le Pepe（クエンティン・ル・パップ）氏とGuillaume Le Pepe（ギヨーム・ル・パップ）氏が来日し、広告エージェンシー、ブランド、パブリッシャーの関係者を招き、東京で10周年記念パーティーを開催した。

10周年記念パーティで登壇したFounder / ChairmanのQuentin Le Pepe氏は、「クッキーレス、MFA、ブランドセーフティなど、デジタル広告業界は未だかつてない問題に直面している。ブランドを未来に導くために、MOBKOIはパブリッシャー、広告エージェンシーと協力し、独自のクリエイティビティを活かして、業界をリードしていきたい」と挨拶した。

その後、MOBKOIの次の10年に向け「MOBKOIウォールドガーデン」の構想と、新オファーである「MOBKOI ULTRA」、「MOBKOI PRO」を発表した。

これまで、MOBKOIではマネージドサービスを通じて、ブランドの安全性を確保しながら、パブリッシャーダイレクトでプレミアムサイトの掲載面を提供してきたが、今後は従来の予約型マネージドサービスに加えて、新たにプログラマティック配信サービスを開始し、クライアントのKPIに合わせたターゲティングを通じて、ブランドセーフティを確保しながら、効率的な配信を実現していく方針だ。

新オファーであるMOBKOI ULTRAでは、フルスクリーンリッチクリエイティブを、プログラマティック経由で配信するソリューションを提供し、これまでの強みを維持しつつ、より効率的な配信を実現する。

MOBKOI PROでは、1:1、16:9、2:3のレスポンシブクリエイティブを、モバイルだけでなく、タブレットやラップトップなどの幅広いフォーマットで配信するソリューションを提供。ULTRAよりも効率性を重視し、高いリーチを実現していくとした。