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インターネット広告事業、四半期売上は1,073億円で前年比7.1%増-サイバーエージェント24年9月期第2四半期決算[ニュース]

サイバーエージェントは2024年9月期第2四半期の決算結果を公表した。

 

今四半期の同社グループ全体売上は、2,151億円で前年比10.0%増、過去最高の売上高を更新した。営業利益は210億円で前年比23億円増となった。

主力事業をみると、メディア事業は、ABEMA関連事業が好調に推移し、売上は420億円で前年比25.8%増。営業利益は1.6億円、ABEMAへの投資以来、初の四半期黒字化となった。ゲーム事業は、新規タイトルのヒットと主力タイトルの周年イベントが奏功し、売上は671億円で前年比8.1%増。営業利益は182億円となった。

出典:サイバーエージェントIR資料

 

インターネット広告事業は、広告効果の最大化を強みに、過去最高を更新し、売上は1,073億円。前年比7.1%増と好調に推移した。営業利益は、FY2023 3Qを底に3四半期連続で上昇を続け 59億円となり、前年比19.6%増となった。

現在、インターネット広告事業では、生成AIを用いた広告プロダクト「極予測シリーズ」、独自の日本語LLM(大規模言語モデル)、AI・CG技術を活用した「極AIお台場スタジオ」など、生成AI等の活用により、生産性が向上し、事業促進や業務効率化への活用が進んでいる。

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柏 海

ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学芸術学部文芸学科卒業。 在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。