FLUXが解説―ウェブメディア運営社必見・SEOから広告最適化まで、成果を最大化するための包括的診断サービスとは―
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on 2025年1月30日 in
「日本経済に流れを」をミッションに掲げ、テクノロジーと専門人材の力で様々な領域のオペレーション効率を高めるサービスを提供している株式会社FLUX。パブリッシャー向け事業において、ヘッダービディング・広告表示最適化・ブランドセーフティ・IDマネージャーなど、パブリッシャーが抱える様々な課題を解決するソリューションを展開している。
今回、ウェブメディア運営におけるSEOと広告運用の課題にフォーカスし、その重要性とFLUXが提供するサービスについて町田 康氏にお話を伺った。
(Sponsored by FLUX)
町田 康
アグリコネクトにて、メディア事業部マネージャーとしてコンテンツ制作/SEO施策/広告運用/純広告販売を統括。立ち上げから3年で業界No.1の700万PVまで規模を拡大。
FLUXではメディアマネタイズ支援を中心としながら、SEOサポートも行う。
まず、町田さんから見て感じるウェブメディア運営社が直面する課題を教えてください
町田:ウェブメディア運営社が抱える課題は多岐に渡りますが、大きく分けて3つの主要な問題が挙げられるのではないでしょうか。
1つ目はSEOの複雑さです。Googleのアルゴリズムは常に進化しており、特にE-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)を強化するには専門的な知識が必要です。しかし、E-E-A-Tを強化するためにはGoogleコアアップデートの最新情報の収集や専門知識が必要で、自己流で対策するのはハードルが高いとされています。
また2点目はGoogle Discoverへの流入を意識した戦略面でしょうか。Discoverは検索に頼らない新しい流入経路として注目されています。モバイル端末からのトラフィックの拡大に伴い、Discoverに記事が表示されることがウェブサイトの成長に直結する重要な要素となってきていますが、Discover向けにコンテンツを最適化している運営社は少なく、結果として大きなトラフィックを逃している可能性があります。
そして3点目は、やはり広告収益の低迷ではないでしょうか。先に述べたSEOやトラフィック対策に加え、近年CPM単価の低下が顕著な中で「ページビューは増えているのに収益が上がらない」と悩むウェブメディアも少なくありません。
その中でも特に、E-E-A-TとDiscoverの重要性が増していると聞きますが、詳しく教えていただけますか?
町田:まずE-E-A-Tについてですが、これはGoogleがコンテンツの質を評価するための指標です。Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略で、Googleがコンテンツの質を評価するための基準の一つとなっています。
この評価が低いと、特に医療や金融などのYMYL(Your Money or Your Life)分野では検索順位が上がりにくくなります。E-E-A-Tを強化するには、専門家の監修や信頼性の高い情報源の引用などが必要ですが、多くの運営社がこの評価基準を理解しきれておらず、SEO対策が不十分な状態であることが多いです。
また、昨今生成AIを利用したコンテンツ制作も注目されていますが、”検索結果のランキング操作”を主な目的として生成AIが利用されたコンテンツは、スパムに関するGoogleのポリシーに違反するとされています。
AI生成含む自動化を利用したコンテンツ全てがスパムと認識されるわけではないですが、SEOで成果を上げるには、書き手の経験や実体験の反映、その分野への専門性を意識する必要があります。
また、コンテンツに記載するだけでなく、経験や専門性のある書き手であることをGoogleに分かりやすく示すための手法が重要になってきています。
次に、Google Discoverですが、Google検索を介さずにユーザーにコンテンツを届ける方法として注目されています。Discoverに掲載されると、検索に依存しないトラフィックが得られるため、サイト成長の大きなチャンスとなります。ただし、Discover向けのSEO戦略をしっかり行っている運営社はまだ少ないですね。
広告収益の最大化についても悩みを抱えるウェブメディアが多いよともお話されていましたね。具体的にはどのような課題がありますか?
町田:市況など要因は様々ではありますが、広告収益が伸び悩む理由の一つとして、広告配置やGoogle Ad Managerの設定が適切でない場合が多いです。
例えば、広告がユーザーの行動に即した場所に配置されていないと、クリック率が低くなり結果的に収益も下がります。また、Google Ad Managerを正しく設定しないと、広告表示に制約がかかることや、収益が最大化されないことが生じます。
さらには、広告の競争力を高めるために、広告フォーマットの多様化や、ユーザーにとって負担の少ない配置が求められるのでその対応も必要になってきます。
これまでお話いただいた課題に対して、FLUXから提供するサービスはありますか?
町田:はい、私たちはこれらの課題を解決するための包括的診断サービスを提供しているのでぜひ紹介させてください。このサービスではSEOと広告収益の課題を統合的に診断し、最適化することを目指しています。
E-E-A-Tの評価やDiscover流入を見据えたSEO対策から、Google Ad Managerの設定や広告配置の見直しまで、サイト全体の成果を最大化するための包括的なサポートを提供しています。
FLUXの診断サービスは一般的な診断ツールとは異なり、個々のサイトの特性やニーズに応じた「カスタマイズ診断」を提供するのが特徴です。課題に対する具体的かつ的確な解決策を提示するのも大きなポイントですね。
実際の事例を教えていただけますか?
町田:はい。例えばあるニュースポータルサイトでは、包括的診断の結果、クローラビリティの課題が発見され、サイトマップやインデックスの見直しを実施しました。その結果、オーガニックのトラフィックが2.6倍、Google Discoverのトラフィックが6.6倍に増加しました。また、会員ユーザーには広告を減らし、外部からの新規ユーザーには広告を増やす、といった流入元別の広告レイアウトを実施した結果、全体のRPM(1000ページビューあたりの広告収益)は29%向上しました。
さらに、あるライフスタイルメディアでは、Googleのクローラの巡回を阻害していたrobot.txtの見直しや、テーマ選定のディレクションにより、Discoverの流入が増加しました。Androidの流入比率が増加したことにより、広告単価が改善し、RPMが20%増加しました。
最後に、サービスを検討している方にメッセージをお願いします。
町田:私たちの包括診断サービスは、SEOと広告収益の両面で課題を解決し、ウェブメディア運営社の負担を軽減します。3段階のプランを用意しており、予算や期間等のご相談も可能です。興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
ABOUT 加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当
武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。