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アドテクの新時代を切り拓く サイバーエージェントのZ世代リーダーたちの挑戦~若手社員たちが語る、成長と挑戦、そして未来へのビジョンとは~

2010年代から急成長を遂げた日本のアドテク市場。ベテランたちが豊富な経験と知識を武器とする中、新たな風を吹き込む若手社員の活躍が顕著な企業がある。
今回は、サイバーエージェントAI事業本部の「アドテクディビジョン」で活躍する若手責任者たちにインタビューを実施。彼らがなぜアドテク業界を選択し、どのようにして成果を上げているのか、そしてこの業界や自身の未来をどのように考えているかについて、熱い思いを伺った。

(Sponsored by CyberAgent)

 

東原佳子
サイバーエージェント AI事業本部 アドテクディビジョン
「Dynalyst」・「GAIN Ads」事業責任者
2022年新卒入社。1年目に新規ユーザー獲得向けDSP「GAIN Ads」の立ち上げプロジェクトに参画、3年目の夏からはスマートフォン向けパフォーマンス広告配信プラットフォーム「Dynalyst」と「GAIN Ads」それぞれの事業責任者として活躍中。

 

千手耀平
サイバーエージェント AI事業本部 アドテクディビジョン
「Dynalyst」「GAIN Ads」 開発責任者
2021年新卒入社。2年目にテックリードに就任し、「GAIN Ads」の立ち上げに従事。3年目から「Dynalyst」「GAIN Ads」開発責任者として組織を牽引。

 

青木みのり
サイバーエージェント AI事業本部 アドテクディビジョン
「AMoAd 」マネージャー
2023年4月新卒入社。国内最大規模のスマホアドネットワーク「AMoAd」にて大手広告主向けの運用を担当。2年目で全社表彰にてベストプレーヤー賞にノミネートされ、現在は「AMoAd」全体のマネジメントに従事。

 

中村正義
サイバーエージェント AI事業本部 アドテクディビジョン
「AMoAd」 開発責任者
2022年5月中途入社。サイバーエージェント主催のバックエンドエンジニア育成特別プログラム「Go Academy」への参加を経て、入社後から「AMoAd」にて広告配信サーバーやSDKの開発に携わり、2024年7月から開発責任者として組織を率いる。

 

—アドテク業界を志望した理由を教えてください。

東原氏:一番の理由は、多角的な視点で事業を見られ、一番成長できると感じたからです。アドテクはBtoBのサービスですが、広告を見るのはユーザーなので、顧客目線だけでなくユーザー視点も考える必要があります。また、ものづくりの観点でエンジニアと関わりながらシステムがどう作られているかを学べる点も魅力でした。

青木氏:私がアドテク業界を選んだ理由は3つあります。まず、市場変化が激しいので「変化対応力」が鍛えられること。次に、サイバーエージェントの中核事業である広告事業で先輩方から勝ち方を学べること。最後に、営業や開発など事業家としての経験を積めることで、ビジネスの世界で成長できると感じたからです。

千手氏:学生時代はマッチングアプリやECの開発など主にBtoCの事業に関わっていましたが、大企業でしか得られない開発経験を積みたいと思い、アドテクを志望しました。内定者バイトで高トラフィックの広告システムに触れ、1秒間に40万リクエストが来る世界に魅了されました。自分のした仕様の変更が大きな効率化につながるなど、直接ビジネスに影響する実感が得られるのも大きな魅力です。

中村氏:僕はサイバーエージェントが提供するバックエンドエンジニアを育成するための特別プログラムGo Academyへの参加がきっかけです。面談してくれたエンジニアの方々がそれぞれ事業に熱くコミットしている姿勢に感銘を受けました。そのなかでもアドテクを選んだのは、3rd Party Cookieの廃止やATT問題など、業界変化を乗り越えてきた強い組織で、自分も新しい引き出しを開けられると感じたためです。

 

ビジネス・エンジニアそれぞれの立場からみた、プロダクトづくりの魅力はなんですか?

青木氏:プロダクトづくりの一番の魅力は、自分たちの手で作り上げたものがビジネスに直接影響を与えるという点です。例えば、先ほど千手さんの話にもあったように、自身が関わった機能がリリースされることで売上が上がったり、クライアントの方からのフィードバックを反映して機能が改善されたりすることを実感できると、大きな達成感を感じます。大学時代のインターンシップでは、BtoCのプロジェクトに関わることが多かったのですが、アドテクのBtoBのプロダクトでは、ビジネスモデル全体を支える技術に携わることができるので、そこに大きなロマンを感じています。

中村氏:さまざまな専門性を持つメンバーとの協働にあります。エンジニア、データサイエンティスト、営業、クリエイターといったいろんな違った能力を持つ人々が集まって、共通のゴールに向かってプロダクトを作り上げていく過程は非常に面白いなと思っています。

 

アドテク業界ならではのやりがいや面白さを教えて下さい。

東原氏:アドテク=成熟期かというとそうではなくて、もっとダイナミックに変化していくべき市場なのではないかなと思います。その変革を担うというのは、まさに私たちの役目ではないかなと。

確かに経験や知識では先行する方々に及ばない部分もありますが、新しい視点や発想を持ち込めるのは私たちの強みです。また、この業界はしっかりと声を上げれば確実に変化を起こせる可能性があると捉えています。そういった次世代への変革というのをモチベーションにしていますね。

千手氏:アドテクの面白さは「未知」の領域に挑戦するところにあると思います。広告がどのようにユーザーに届き、どのような影響を与えるかは、常に変動する要素です。そのため、過去のデータやトレンドに基づいて仮説を立て、それを検証していくプロセスには、常に新しい発見があります。特に、仮説が当たって広告効果が劇的に向上したときの達成感は他に代えがたいですね。

 

 

—若手でも活躍するために、必要な資質は何だと考えていますか?

中村氏:若手としてのフレッシュな視点を持ち、人を巻き込む力が非常に重要だと考えています。特に、年次が上の方が多いアドテク業界では、新しい風を吹かせるための推進力が求められます。若手ならではのエネルギーと情熱を周囲に伝えて、チーム全体を巻き込むことができる力ってすごいいいですよね。青木さんをイメージしてしゃべっているんですけど(笑)

青木氏:ありがとうございます(笑)意識できていたかは分からないけど、振り返ってみると若手であることを活かして積極的に学びに行く姿勢は大事だったのかなと思います。アドテク業界は変化が激しいので、新しい知識をどんどん吸収していく必要があります。若手でいられる時間は有限なので、今自分が事業に対してのインパクトを出すために必要な時間だと思って、わからないことは素直に質問したり、力を貸してもらっていました。周囲の先輩がそれを受け止めてくれる器の広い方たちであったということもあって、全力で教えてもらっていましたね。

東原氏:スピード感を持って行動することが大事だと考えています。直接関係していないような物事でも、どこかのタイミングで繋がることがあると信じているタイプなので、自分から動くことで運も引き寄せられると思っています。そこは自分の中の軸としても意識はしていますね。

千手氏:周囲からの信頼を得ることが最優先だと感じます。特に若手のうちは、最初から知識や経験が豊富であることは少ないので、先輩に質問しながら関係性を築くことが重要かなと思いました。積極的なコミュニケーションを意識したことで信頼関係をしっかりと築くことができ、結果として大きなタスクも任されることにつながりました。

 

—成果を出すために普段から心がけていることはありますか?

中村氏:エンジニアの域を超えることですね。エンジニアだから、開発だけが仕事と決めつけないようにしたいと思っていて。
例えばビジネスメンバーがやるのが当たり前になってる業務とか、やろうとして諦めてしまったことに対して、技術的なアプローチでなにかできないのかな?っていうところは日頃考えています。開発者として、ただコードを書くことに捉われるのではなく、ビジネスの課題を技術で解決する視点を持つことで、価値ある成果を生み出せると思っています。

千手氏:事業的なインパクトもありつつ、技術的に面白いっていうタスクを、できるだけメンバーに渡したいなっていうふうに意識しています。開発責任者になってからは、メンバーの成果もメンバーにこう渡したタスクがうまくいったら、それも自分の成果の一部と捉えているので。メンバーの成果を最大化するかっていうところに一番気をつけている中で、メンバーの得意不得意だったり、事業インパクトの大きさをなんとなく数値化して考えるようにはしていますね。

青木氏:チーム全体がWin-Winになる関係を築くことを意識しています。個人の成果だけでなく、チーム全体が成功することを目指し、メンバーと協力し合うことが重要です。プロジェクトを進める上で、必ずやり遂げるという強い意志を持ち、プロジェクトの先を見据えて動くよう心がけています。次のステップを常に考え、計画的に進めることで、プロジェクトの成功率を高めることができます。

東原氏:常にポジティブでいること。悩んでいる時間はもったいないので、次にどうすべきかを前向きに考えるよう心がけています。また、事業責任者としてチーム全体が前を向いて進める環境を作ることも私の役目だと思っています。メンバーがネガティブな感情になっているときには、前を向けるようにサポートして、全員が同じ目標に向かって駆け抜けることができるような状態にしておきたい。

 

—組織を一緒に作っていく仲間として求める人物像を教えてください

東原氏:とにかく自分を成長させたい人。自分を変えたいとかでもいいし、そういう人と一緒に働きたいですね。まさに自分も同じ思いで、その欲求をまさに叶えられる組織だと思います。

青木氏:学生の方も中途採用の方も、アドテクは比較的なじみの薄い業界かと思います。BtoB事業という特性上、日常生活での実体験に基づく親近感は持ちにくいかもしれません。だからこそ自己成長や自己実現への強い意欲がある方に適した領域だと私は捉えています。

千手氏:アドテク業界については、入社時点でほとんどの方が詳しいわけではありません。ただ、業務上必要な知識量は決して少なくありません。専門用語も多く、広告の配信の仕組みやコスト構造など、理解すべき要素が多岐にわたります。正直技術力の高さ云々とかっていうよりは、自分の中で仮説を持って調べるとか、そういう調べるのが上手な人が来てくれると嬉しいです。まとめると自走力みたいな感じなのかな。

中村氏:僕もそうだと思います。あえて違う言い方をするなら、自分の成果物に対して強いこだわりを持てる方かな。単に指示された通りに作業をこなすのではなく、明確な目的意識と根拠を持って取り組める方、つまり「自走できる人」なんですけど、そういうところにこだわってプロダクトを作りたい人に来て頂きたいなと思います。

 

—最後に、今後のキャリアビジョンを教えてください

東原氏:事業を作る人材になりたいという思いでサイバーエージェントに入社し、アドテクを選びました。まずはアドテクで事業を作れる人材になり、その後も新しい事業を生み出していきたいです。どんな業界であっても、ものづくりをし続けるキャリアを歩みたいと思っています。

青木氏:東原さんとほぼ同じなのですが、補足するとすれば競争力の高い事業を作りたいです。商品そのものの価値がビジネスの核だと思うので、商品力の高いものを提供することが目標です。また、人の気持ちを考えたりとかすることも好きで興味があるので、人材育成のようなことにもすごくやりがいを感じると思いますね。事業を作ることと人材育成でそれぞれの軸で何かできたらいいかなと思っています。

千手氏:技術的な面では、アドテクのように一般的かつ抽象的な課題に対してアプローチできるきっかけがあったのは非常に良い経験だったかなとは思っています。
もしアドテクを離れるという選択肢を取る場合、多様な経験を積むという観点で、全く別の技術を必要とするサービスに携わりたいと考えています。

アドテクでこのままキャリアを築いていくとなったら、きちんと市場にプロダクトの名を残すぐらいのものを作らなきゃいけないなっていう感覚はあります。
ビジネス職の2人と同じですが、ものづくりを続けていきたいです。

中村氏:ビジネスサイドと共に大きな戦略を考えられるマネージャーになりたいです。組織作りにもチャレンジし、事業にも貢献できるような存在を目指しています。

サイバーエージェントAI事業本部の「アドテクディビジョン」では、若手社員が存分に力を発揮し挑戦できる環境を整えています。また、最近では広告主様やメディアパートナー様からの直接的なご要望を通じて、国内事業者ならではの柔軟なサービス展開も積極的に進めています。ご興味ある企業様とともに、アドテクの未来を一緒に切り拓いていく仲間をお待ちしています。

 

<関連リンク>

▼AI事業本部紹介
https://cyberagent.ai/careers/

▼全社新卒採用(ビジネス職)
https://www.cyberagent.co.jp/careers/students/biz/

▼全社新卒採用(エンジニア職)
https://www.cyberagent.co.jp/careers/students/tech/

▼中途採用
https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs?category=1789123080632266752

▼オウンドメディア記事
ハイブリッドクラウドを駆使したコスト最適化:SREと連携したDynalystの移設

ABOUT 加納 奈穂

加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当
武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。