×

広告業界関係者が毎晩集う!? 〜スナック「支えあい」が恵比寿にオープン〜

ヱビスにて 案件忘れ 支えあう

 

「ぜんぶ議論しよう」の居酒屋対談シリーズでお馴染みの株式会社Leave it to meの池田 寛氏がスナックをオープンするという。

Globalive株式会社の共同経営者である梅野 浩介氏と廣田 力氏と共に恵比寿駅至近の好立地で2025年5月29日(木)に開業する。

その名もスナック「支えあい」※だ。

※ここは間違いやすいところだが、「支え合い」ではなく「支えあい」である。

ExchangeWireJAPANの読者の多くは、ご本人達から度々の告知を受けているようにも思われるが、「ぜひ記事にして!」とやや強引な依頼を受けたため、スポンサード記事として対応し、スナック「支えあい」の運営会社として新設した株式会社HEWEGO(ヒウィゴー)の代表を務める彼にインタビューを実施した。

(Sponsored by HEWEGO)

 

-なぜ、スナックをやるんですか?

池田氏:ですよね。私は自宅から半径500mで全てをまかなう生活をしていて、職場はもちろん、スーパーからサウナに居酒屋、スナックに至るまでいつも同じところなんです。会食はほぼ全て居酒屋対談シリーズでおなじみの「十兵衛」ですし、新しいお店を開拓するアグレッシブさは皆無な「つまらない男」生活を送っています。おそらく、恵比寿のフィルレートは2%程度です。

ここ数年、その2%の大半を占めていたのが恵比寿ガーデンプレイスにあるスナック「会心の一撃」です。

スナックって、みんなで支えあう感じが好きなんです。

老若男女が集い、まったく知らない者同士が、仕事や肩書きとか関係なく、なぜかみんな仲良くなってしまいます。

そのうち、実は業界が近くなかったり、地元が近くなかったり、共通の知り合いがいなかったりして、ドンドン盛り上がっていくんです。笑

スナックって全国で10万軒近くあると言われています。ほぼ居酒屋の数と同じなんです。どんな所でもなぜか近くにスナックってありますよね?

たぶん、あたたかいニッポンの文化だと思うんです。

仕事柄、海外の要人たちが来日した際は必ずスナックに連れて行きますが、本当によろこんでくれるんですよね。

実際、私が取り扱う某海外ソリューションと弊社との英語の契約書に「売上目標を達成したら東京にスナックを作ってあげる」って書いてありました。それだけ彼がスナックを好きになったのか、スナックをご褒美にすれば池田はガンバルと思われたのかは定かではありませんが、本当の話です。笑。結局、自分たちで作ることにしたんですが。

いずれにしろ、ずっと残り続けるものには意味があって、その一つがスナックだと思うのです。

そして、たぶん時間だけで言うと、昼と同じだけ夜があるわけで、同じように市場があるに違いないと思うのです(おそらく、酔っ払ってるし、楽しいし)。

なので、「そうだ スナック、やろう。」になりました。※

※おそらくJRさんのコピーにインスパイアされたと思われる。

-なんだか良くわかるような、わからないような背景ですが、グローバルアドテク企業と、スナックとの相性は抜群のようですね。
やはり来ていただくお客さんは、広告業界の方をイメージされていますか?具体的なペルソナ、狙いがあれば、ここでこっそり教えてください。

池田氏:わかりなさいよ。狙いですか?こっそりする必要もないですが、特に広告業界の方に限定したターゲットを設定しているわけではないです。

年齢層でいうと、まずは30代後半〜50代後半がメインターゲットになると想定して、いくつかペルソナを設定しました。落ち着いて会話もできる昭和レトロで上質な空間を求めている方をイメージした感じですかね。でも、盛り上がりたいときは思いっきり盛り上がれるような場面も品良く生まれる感じにしたいですし、若い方も大歓迎です。

とはいえ、最初は自分たちの知り合いの方に告知していくことになるので、結果として、広告業界の方が多くいらっしゃってくれるとは思っています。でも、日が経過するにつれ、色んな業界の方が業種関係なく仲良くなれるような場になればいいなと思っています。

ま、単純に「会心の一撃」のお客さまの層がそんな感じなので同じようになるのでは?と思っています。

 

-飲食業界での経験はあるんですか?

池田氏:ないです。お店の作り方を含め、何から何まで全く知りませんでした。なので、先程のスナック「会心の一撃」を手掛けたプロデューサーさんに「手伝って♡」ってお願いしたんです。

そしたら「わかった♡」って言ってくれて、アドバイザーになってくれました。スタッフの方々の面接から何から何までやっていただいて、まさに会心の一撃が日々スパークしてました。

ありがたや ああ ありがたや。です。

特にすごいなって思ったのは、スナック立ち上げの虎の巻的なマニュアルがあって、そこには東京カレンダーばりに細かく設定されたターゲットのペルソナや5W3H、3C戦略みたいなやつなど、それができないから困ってるんだろ!的な啓蒙本のような内容が綿密に記されていたのです。

しかも、お客さま単位で来店された時の状況などをスタッフ同士で引き継いでいるシートとか、まさにCRM(Customer Relationship Management)なんです。

そりゃ流行ります。

流行るだけの理由がちゃんとあったんだって感動しました。「会心の一撃」はできて1年くらいで、すぐ2号店「会心の一撃 パルプンテ」を同じ恵比寿に出店するほどの人気店なんです。

我々広告業界もここまで1つの案件、お客さまに集中して対応できたら素敵なんだろうなって思いました。

我がスナック「支えあい」は、そのエキスをふんだんに注ぎ込み、素敵なお店にできたらなって思っています。

ぜひ、スナック「会心の一撃」もフルに活用いただけますとうれしいです。スナック同士も「支えあい」なのです^ ^

あ!すごく重要なことを言わないと。スナック「支えあい」は私がお店に立つわけではありません。ちゃんと素敵なスタッフの方々がおります※。あと、今の仕事もそのまま何も変わらず続けます。ご安心ください。笑

※なお「支えあい」のママ候補の方はいつもの居酒屋「十兵衛」で知り合った方とのこと。

スナック「会心の一撃」を手掛けたスナックプロデューサーの「KAZUKI」さん

 

 

-お金はあるんですか?

池田氏:ないです。いや〜!ビックリするくらいお金がかかるんですよ。

「居抜き」と呼ばれる元々スナックだった店舗を少し改装して、什器含めそのまま引き継ぐ形や、「スケルトン」と呼ばれるまっさらな状態から作る形式があるのですが、恵比寿はカラオケができる物件が全然でてこないんです。なので、スナック「支えあい」は防音対策をしっかり実施することを交渉材料として、なんとかカラオケOKな物件と巡り合い、元々焼肉店が入ってた店舗をそのまま譲り受け、全て取り壊して作ったんです。

そう、通常よりお金がかかりました。

では、なんでスナックが作れたかと言いますと、私も参画しておりますGlobaliveの共同経営者である梅野くんと廣田くんから少しだけお金の気配を感じたので、「そうだ スナック、やろうぜ。」になりました。

具体的にはLeave it to meとGlobaliveの共同出資でスナック運営会社として株式会社HEWEGO(ヒウィゴー)を設立し、その代表を私が務めます。なので「支えあい」のオーナーは梅野くん、廣田くん、そして私の3人となります。

もちろん、政策金融公庫など借りれるものは借りるとくべしなので、色んな資金施策も実施します。つまり、大変ハードな借金を背負っております。その意味でも、とにかく「支えあって」いただけますと幸いです。笑

なお、借金だけではなく夢も背負っておりまして、いずれは2号店、3号店、そして海外に「あたたかいニッポンの文化」であるスナックを展開できると良いなって思っています。

左からGlobalive梅野氏、廣田氏(なぜかモノクロである)

 

 

-だとすると、沢山の人に来ていただきたいですね。広告業界の人たちが集まるとなると、その人たちへの営業活動を目的に来る人も現れるのではないでしょうか?そのあたりについては、どうお考えでしょうか?それもまた支えあいですか?

池田氏:あまり考えていませんでしたが、結局そういう目的で近づいた場合は長続きしないし、上手くいかないと思うんです。

そういう方々は自分の期待値を勝手に消化して、勝手に居なくなります。

仕事とか関係なく、その人自身に魅力を感じて、お互いに良い信頼関係を作る必要があると思ってます。そしたらきっと営業しなくても相手の方から良い話がくると思いますし、その人のためにガンバローって気持ちにもなります。

それか「営業させてください!」ってすげー心地よく直球で言えるくらいのキャラがあると、可愛がられて上手くいくかもしれません。笑
ま、「心地よく」それができるためには相当な場数と才能がないと難しいと思いますが。

いずれにしろ、営業ができる人にはちゃんとそれなりの理由があると思います。

あれ?何の話でしたっけ?営業目的の人も支えあうのか?ってことか。それは「支えあい」の名前を付けた理由でお話できればと思います。

 

 

-それでは、スナック「支えあい」の名前に込められた意味を教えて下さい

池田氏:兎にも角にも、スナックは支えあいなのです。

一人で寂しかったり、上司や同僚に歌えと言われて「えー、何歌えばいいのよ〜...」とスナックあるあるを誰もが経験しているかとお慶び申し上げます。

でも、安心してください。そんな皆さまを、スタッフ、そしてお客さま同士が互いに思いやり、楽しく、支えあえる関係を築ける場にしていければと思っています。

ちゃんと、みんなで合いの手、手拍子やりますよ!なので、遠慮なく自分が大好きな歌を唄えば良いのです。鳴らさなくても良いのです※。

※唄うことを「鳴らす」とも言うらしい。

楽しい時間を共にする中で、素敵なご縁が生まれ、それがやがてプライベートでもビジネスでも良い形に発展していって欲しいのです。

あ、「支えあい」のロゴの下に「Lean on me」と書いていますが、海外生活の長い梅野くんが、この絶妙な日本語を海外の輩にも響くようにと三日三晩熟考し、あのBill Withers の名曲「Lean on Me」を打ち合わせのBGMに盛大に発表してくれしました。(シーンってしましたが。)

ChatGPTによる翻訳だと、「頼っていいよ」、「困ったときは支えるよ」、「辛いときは一人で抱えないで」というようなニュアンスになるそうです。つまり、オッケーレッツゴーです。

「どうする? 今日、支えあう?」という合言葉と共にご来店お待ちしております。

あれ、さっきの質問の答えになってますかね?なってないな、ま、いっか。

 

 

-折角ですので、最近の業界動向など、何か業界の方の学びになる情報をひとこと、よろしくお願いします

池田氏:関係ないだろ!笑。んー、、、「支えあい」にご来店いただき、もしそこに私がいたら耳元で個別にお伝えします。しらんけど。(何度も言いますが、私がお店に立つわけではありません。)

 

 

-改めて、今回「支えあい」を開業するという声を、どなたに一番届けたいですか?

池田氏:元嫁ですかね。(言わせようとしてるだろ!)※

※以前、池田氏が前職を退職する際に本メディアで各所からの寄せ書きを掲載したことがあり、そのトリを池田氏の元奥様が務めた経緯あり。

 

 

-もし可能でしたら、今回も元奥様 美菜子さんからのお言葉もいただけると嬉しいですね。

池田氏:ヤメナサイ。

 

 

-今回は元奥様も、ノーコメントということですね。では最後に、仕方がないので店舗情報をお願いします。

池田氏:やった!ありがとうございます。恵比寿駅から徒歩2分の昭和レトロなスナックで、ビジネスパーソンな方々が落ち着いて過ごせるお店を目指しております。

あ、もう一つ大事なことが。スナック「会心の一撃」の伝統に習い、店内はイベント時などを除き、撮影禁止とさせていただいております。その代わりにチェキを用意しておりますので、レトロなアナログ写真をご堪能いただけますと幸いです。

【店舗概要】
■ 店名:スナック「支えあい」
■ 住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目6−7 アニモ恵比寿6F(恵比寿駅徒歩1〜2分)
■ 地図:https://g.co/kgs/fMcFye6
■ 電話番号:03-5860-2370
■ Instagram:https://www.instagram.com/sasaeai.snack/
■Facebook:https://www.facebook.com/sasaeai.snack

■ 営業時間:年末年始等を除き無休
- 月〜土:20:00〜2:00
- 日:20:00〜24:00

■ 料金システム
- チャージ:男性5,000円 / 女性3,500円(税込・時間制限なし・飲み物別)
- ボトルキープ(3ヶ月間):5,000円〜(税込)
- ドリンク:1,200円〜(税込)
- 割り物(炭酸、烏龍茶など):350円〜(税込・水・氷は無料)

※ボトルをキープいただければ、水割りやロックの場合はチャージのみでゆったりお楽しみいただけます。

【収容人数】
最大40名(貸切や昼間のイベント利用、撮影等もご相談可能です)

 

 

-最後の最後に、読者特典をお願いします。「ヒロシ読んだ」とお店の人に伝えたら、何かサービスしていただけますか?

池田氏:なるほど。わかりました。スマホやPCにも貼れて、名刺入れにも忍ばすことができるシールタイプのショップカードを差し上げますね。それか「支えあい」オリジナルデザインのマッチも差し上げます。いやー豪華すぎますねぇ。笑。間違ってもお店に火をつけないようにお願いします。

それでは、いつもの会食の後の二次会、三次会、ただ寂しい夜など、とにかく毎晩お待ちしております。一緒に支えあいましょう!

 

 

-わあー、素敵ですね…!どうもありがとうございます!!

完成したばかりのスナック「支えあい」店内の様子

ABOUT 加納 奈穂

加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当
武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。