オープンインターネットのオムニチャネル広告プラットフォームであるTeads（NASDAQ: TEAD）は、最高商務責任者（Chief Commercial Officer）にモリー・スピルマン氏（Mollie Spilman）が着任したことを発表した。

スピルマン氏は、各マーケットのリーダーやパートナーと緊密に連携しながら、グローバルな商業戦略およびその実行を統括し、マーケター、代理店、コンテンツクリエイター向けの成長加速と成果向上を推進する。今回の就任は、年初に実施したOutbrain（アウトブレイン）との統合に続くものであり、これにより、デマンドサイド・サプライサイド・データ・テクノロジーを一体化したユニークなプラットフォームが誕生している。

統合後のTeadsは、最先端のテクノロジーとデータ能力、そしてグローバルブランドや広告代理店との強固な関係を活かし、デジタル広告エコシステム全体に新たな価値を提供できる独自の立場を確立している。Teadsは今後、顧客の成果創出に一層フォーカスし、ブランド・代理店・パブリッシャーパートナーに対してその価値を最大限に引き出すため、グローバルリーダーシップの強化に投資をしていく。
 

スピルマン氏は、Criteoにおいて最高収益責任者（CRO）および最高執行責任者（COO）を歴任し、在任中に同社の売上高を6億ドルから20億ドル超へと成長させるとともに、HookLogicの買収を通じてリテールメディア分野での地位確立を牽引した。
 

直近ではOracle Advertisingの最高収益責任者として、サードパーティオーディエンスやコンテキストターゲティングの活用、さらに高度な広告検証およびブランドセーフティ計測を通じ、顧客の価値創出を支援した。以前にはMillennial Mediaおよび Yahoo! でもシニアリーダーシップを務めている。
このように、デジタルメディアおよびテクノロジー分野における商業組織の構築と拡大に関して豊富な実績を持つスピルマン氏は、Teads CEOの デビッド・コストマン氏（David Kostman）のもとで業務を遂行していく。

Teads CEOのデビッド・コストマン氏は次のように述べる。
「モリーがこのタイミングでTeadsに加わることは非常にエキサイティングです。合併後の商務オペレーションを統合し、成果志向型プラットフォームをグローバルに拡大していく中で、モリーのリーダーシップ、クライアントへのフォーカス、そしてオペレーショナルな厳格性は、商務面での卓越性を高め、グローバル代理店およびブランドとの戦略的パートナーシップを強化するうえで極めて重要です。」

スピルマン氏は次のようにコメントしている。
「オープンインターネット、CTV（コネクテッドTV）、リテールメディア、そして生成AIといった領域におけるイノベーションを通じてデジタル広告の未来を形づくる機会に、とても大きな魅力を感じています。
Teadsへの参画は、このチャンスに強く惹かれ、迷いなくTeadsへの参画を決めました。同社のビジョン、人材、グローバル規模、そして市場でのポジションは、目覚ましい成長への道を切り拓いています。
この強固な基盤の上に、世界中のチーム、代理店、広告主、パブリッシャーパートナーと共にさらなる発展を築いていけることを楽しみにしています。」

Teadsについて
 

Teadsはオープンインターネットにおけるオムニチャネル広告プラットフォームとして、プレミアムメディアを通じてマーケターにフルファネルの成果を提供している。ブランド構築からパフォーマンス目標まで、有意義なビジネス成果に注力し、予測型AI技術を活用して高品質なメディア、美しいブランドクリエイティブ、文脈に基づくアドレッサビリティと測定を結び付けることで、広告投資の価値を最大化する。世界で最も規模の大きいオープンインターネット広告プラットフォームの1つであり、10,000社以上の出版社、20,000社以上の広告主と直接提携。ニューヨーク本社を拠点に、30か国以上で約1,800人のグローバルチームを擁している。
詳細は www.teads.com. をご覧ください。

会 社 名：Teads Japan 株式会社
所 在 地：東京都港区赤坂3-1-2 BIZCORE赤坂見附 9F
U R L ： https://www.teads.com

ABOUT 角田 知香

ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。