Ogury、ニコラス・ビドン(Nicolas Bidon)氏を新CEOに任命
by on 2025年11月25日 in ニュース

ペルソナ広告のグローバルリーダーであるOguryは、11月24日、ニコラス・ビドン(Nicolas Bidon)氏を最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表した。同氏は2025年12月1日付で就任する。

ビドン氏は20年以上にわたり国際的なアドテク業界で活躍してきたエグゼクティブで、Oguryのグローバル事業を統括し、同社の次なるイノベーションと成長戦略を推進する。
ビドン氏は、デジタル領域における豊富なリーダー経験と実績を有しており、直近ではWPP傘下の GroupM Nexus にてグローバルCEOを務め、世界11,000名以上のデジタル専門家を率いた。
2012年にWPPに入社後、Xaxis UKのマネージングディレクター、plistaのグローバルCEOを歴任し、2017年にはXaxisグローバルCEOとして、AI技術を基盤としたアウトカムメディア企業への変革を主導。47市場へ事業を拡大し、大幅な成長を牽引した。
WPP以前には、YahooやMicrostrategy、のちにIBMに買収されたWatchfireなど、テクノロジー企業で上級職を務めている。イノベーション推進、データドリブンな戦略、卓越したオペレーションに強みを持ち、Oguryに戦略的なビジョンと商業的洞察をもたらす。
ビドン氏は次のように述べている。
「いま広告エコシステムは大きな転換期にあります。Oguryはデータ、強力なテクノロジー、独自の企業文化という組み合わせにより、この複雑な環境をクライアントの競争優位へと変えるポジションにあります。才能あるグローバルチームとともに、創業者のジャン・カンゾネリや取締役会と協力し、Oguryの次の成長フェーズを加速させていくことを大変光栄に思います。」
Ogury共同創業者で会長のジャン・カンゾネリ(Jean Canzoneri)氏は次のようにコメントしている。
「Oguryの強みは、独自のPersonaデータモデルから完全統合型クロスチャネルプラットフォームに至るまで、多岐にわたります。これらを統合することで、広告主は複雑な消費者行動をスケール可能なインテリジェンスへと変換できます。ニコラス氏は、グローバルでの豊富な経験と急成長企業を導いてきた実績から、Oguryの存在感をさらに高める理想的なリーダーです。」
CEOとしてビドン氏は、Oguryのグローバル戦略、成長、事業開発、そしてAmericas・EMEA・APAC全域のオペレーションを統括する。2023年1月からCEOを務めてきたジェフロワ・マルタン(Geoffroy Martin)氏の後任となる。
2025年初頭、Oguryはオーディエンスインサイト・メディアプランニング・オムニチャネル実行を一元化した広告プラットフォーム 「Ogury One」 をローンチした。主要な広告代理店とのAIによるデータ連携により、各社が保有する調査データを拡張性高いペルソナへ転換し、アプリ、ウェブ、モバイル、CTV全体で配信が可能となる。
Ogury Oneは、同社が掲げる「精度とパフォーマンスを大規模に提供する」というミッションにおける重要なマイルストーンとなった。
Ogury について
OguryはPersonaをターゲットにしたオムニチャネル広告ソリューションをブランド、エージェンシー、パブリッシャーに提供するグローバルなアドテク企業。AI駆動のエンドツーエンドプラットフォームにより、オーディエンスインサイト、プランニング、実行をひとつのシームレスな環境で統合し、マーケターがすべてのデジタル接点で消費者に対して精度と一貫性をもってリーチし、エンゲージすることを可能にします。2014年に設立されたOguryは18か国で展開しており、500名以上のチームで事業を運営しています。




