「広告は本当に見られているのか?」 アテンションを軸に広告投資の判断基準を問い直す——Lumen × UNICORN共催イベント開催

生成AIの進化、広告費最適化への圧力、そして広告の信頼性に対する要求の高まり。広告を取り巻く環境は今、「どれだけ配信したか」ではなく、「実際に人の視線を捉えたのか」という本質的な価値が問われる局面に入っている。
インプレッションやCTR、CPAといった従来指標は依然として重要だが、それだけでは説明しきれない成果の差が、現場で顕在化しつつある。こうした問題意識を背景に開催されるのが、Lumen Research Ltd. とUNICORN株式会社による共催イベントだ。
開催概要
- タイトル:アテンションが広告の価値を変える日 〜Lumen × UNICORNが描く、次世代広告の新基準〜
- 日時:2026年3月9日(月)17:30–20:30(17:00開場)
- 会場:UNICORN株式会社(東京都新宿区西新宿五丁目1番1号 住友不動産新宿ファーストタワー5階)
- 参加費:無料
- 対象:広告主のマーケティング担当者、広告代理店
- 主催:UNICORN Inc.
アテンション計測の最前線を語る Lumen CEO
本イベントの基調講演には、アテンション計測を専門とする Lumen Research Ltd. のCEOであり共同創業者である Mike Follett氏 が登壇する。
Lumenはアイトラッキングを基盤としたアテンション計測技術を提供し、広告が実際にどの程度「注視」されたのかをデータとして可視化してきた企業である。
Follett氏は広告業界でのキャリアを経てLumenを創業し、アテンションという概念を広告評価に持ち込む取り組みを継続してきた。本セッションでは、欧米を中心としたアテンション活用の動向や、広告評価がどのように変化してきたのかが語られる予定だ。
UNICORNはなぜアテンションを採用したのか
続くセッションでは、UNICORN株式会社 代表取締役社長の 山田翔氏 が登壇する。UNICORNは、Lumenの技術をDSPとしてアジアで初めて、サンプリングされたインプレッションに全面適用した。
山田氏は、アフィリエイトやスマートフォン広告事業の立ち上げ・成長に長年携わってきた立場から、なぜ既存指標だけでは不十分だと考えたのか、そしてアテンションという指標をどのような思想でプロダクトに取り入れたのかについて説明する。
単なる新指標導入ではなく、「広告は何をもって価値とするのか」という根本的な問いが、このセッションの軸となる。
広告投資の意思決定をどう変えるのか——実務家による議論
パネルディスカッションには、広告主・代理店双方の実務家が登壇する。
博報堂からは、統合メディアプランナーとしてデジタル・オフラインを横断したプランニングに携わる 宮﨑雅子氏 が参加。Lumenのアテンション計測を実案件で活用してきた経験をもとに、実務の視点から議論に加わる。
広告主側からは、楽天グループ株式会社 ラクマ事業部で新規獲得を担当する 李侑皇氏 が登壇する。複数業界でのマーケティング経験を持つ立場から、広告投資判断において何を根拠にすべきかというテーマに向き合う。
モデレーターを務めるのは、UNICORN株式会社 Platform Development Divisionの 高橋香名氏。広告主支援とプロダクト開発の両面に関わる立場から、議論を整理し、実務に引き寄せていく役割を担う。
指標ではなく、判断軸を問い直すイベント
本イベントが扱うのは、単なる「新しいKPI」ではない。
アテンションを通じて、私たちは何を根拠に広告に投資すべきなのかという判断軸そのものが問われる。
無駄な広告配信を減らし、生活者・広告主・メディアの三者にとって健全な広告のあり方を考える場として、実務と思想が交差する構成となっている。
【登壇者プロフィール】
Mike Follett(マイク・フォレット)氏

Lumen Research Ltd Chief Executive Officer
マイク・フォレットは、リーディング・アテンション・ソリューションズ・プロバイダーであるLumen ResearcのCEOです。マイクは広告業界でキャリアをスタートし、ロンドン、ニューヨーク、ムンバイのDoyle Dane Bernbach(オムニコム・グループのクリエイティブ広告代理店)で勤務した後、2013年にルーメンを設立。
山田 翔 氏

株式会社アドウェイズ 代表取締役社長
UNICORN株式会社 代表取締役社長
2007年アドウェイズに入社後、新規メディアの立ち上げを担当。2009年10月、PC向けアフィリエイトサービス「JANet」のプロダクト責任者に就任。その後、スマートフォン向け広告配信サービス「AppDriver」など新規サービスの立ち上げに貢献する。2013年7月にアドウェイズ子会社のBulbit株式会社(現UNICORN株式会社)の代表取締役社長に就任し、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」を指揮、主力プロダクトへ成長させる。2014年にアドウェイズ執行役員、2016年1月に上席執行役員、2016年6月に取締役に就任後、2021年7月より代表取締役社長に就任。
宮﨑 雅子 氏

株式会社 博報堂 マーケットデザイン事業ユニット 統合メディアプラン二ング局3部 メディアプラナー
博報堂入社後、Hakuhodo DY ONEに出向し、デジタルメディアプラナーとして日系企業の海外市場でのデジタルマーケティングや、外資系企業の日本市場でのデジタルマーケティングを担当。2023年以降、Lumenのソリューションを活用したアテンション計測を複数案件で実施。2024年10月に博報堂に帰任し、現部署にて統合メディアプラナーとして主に外資系クライアントを中心にオンライン/オフラインを横断した統合メディアマーケティング、プランニング業務に従事。
李 侑皇(リ ユファン)氏

楽天グループ株式会社 ラクマ事業部 カスタマーアクイジションチーム アシスタントマネージャー
2014年:Web制作・マーケティング支援を行うスタートアップに入社。HTML/CSSのコーダーからキャリアをスタートし、SEO・LPO、記事制作・広告運用代行、ヒートマップツール販売代理などを担当
2022年:自動車部品メーカーに入社。新規事業として立ち上がった、レンタカー予約アプリのマーケティングを担当オンラインを中心に、TVCM、OOH、雑誌など幅広いチャネルでの集客を経験
2025年4月:現職、楽天グループ株式会社に入社。フリマアプリ「楽天ラクマ」の新規獲得領域を担当
高橋 香名 氏

UNICORN株式会社 Platform Development Div Lead solution planner
2024年4月UNICORN入社後、アプリ広告主向けのコンサルティングチームに配属。 主にAdwaysなどデジタル代理店中心に大手広告主のプロモーション担当を歴任。 1年後、UNICORNプラットフォームの事業成長促進のチーム(Platform Development Division)に配属後、現在リードソリューションプランナーとして大手直広告主の事業成長のためにUNICORNプロダクトをフル活用して新たな取り組みを促進中。2025年下半期UNICORN社内賞受賞。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。




