Shirofune、ChatGPT広告とAPI連携を完了し、運用自動化機能をリリース

広告運用自動化ツール「Shirofune」を開発・提供するShirofuneは、5月19日、米OpenAI社の生成AIサービス「ChatGPT」の回答画面に広告を表示するChatGPT広告とのAPI連携を完了し、ChatGPT広告の運用自動化機能をリリースしたと発表した。
ChatGPT広告は、OpenAIが今後グローバルに展開を予定している新たな広告サービスである。5月7日には、米国に加えて英国、メキシコ、ブラジル、日本、韓国へのパイロット拡大計画も公表されており、会話型AI上の広告枠として広告主からの関心が高まっている。
StackAdaptなど海外DSPによる早期アクセス提供も進むなか、日本発の広告運用ツールとしてShirofuneがいち早くAPI連携に対応した形となる。
今回リリースされた機能は、ChatGPT広告のセルフサービス広告マネージャーにおける運用業務のうち、「予算調整・入札内容の最適化」および「運用レポートの可視化とExcelレポート集計」を自動化するもの。なお、新規広告セットアップ機能には非対応であり、広告の初期設定は媒体の管理ツール上で行う必要がある。
具体的には、予算調整機能では設定した予算内で成果を最大化する自動管理を実現。複数媒体を横断した運用時には媒体ごとの予算設定や、任意のキャンペーン群に対する予算グループの設定が可能となる。月額予算に加え、任意期間での予算設定にも対応する。入札最適化機能では、クリック・コンバージョン・収益(コンバージョン値)から選択した成果指標に基づく自動最適化を提供し、優先コンバージョン設定による細かなカスタマイズも可能だ。
レポーティング面では、コックピット画面で前日までの広告成果をグラフで可視化。ChatGPT広告単体の実績に加え、Google、Meta、Instagramなど複数媒体の成果も自動でグラフに反映される。詳細なExcelレポートやAIを活用した分析サマリーもワンクリックで出力できる。
Shirofuneは「1日10分でプロ品質の広告運用」をコンセプトとする広告運用自動化ツールで、現在13,000を超えるアカウントが同ツールを通じて運用を自動化している。2023年2月からの海外展開も進んでおり、2025年4月には全米広告主協会(ANA)主催の「2025 ANA Marketing Technology Innovator of the Year Awards」でGOLDを受賞した実績を持つ。
今回のChatGPT広告対応により、広告主はShirofuneを通じて、既存のGoogle広告やMeta広告などとChatGPT広告を横断的に管理・最適化できるようになる。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。





