先週のアドテクシーン:カウリが来春上場を検討、DIがテレビCMとオンライン動画広告の配分モデル構築サービスを開始など

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

 

 

 

 

カウリ、来春上場を検討

Businessweekは17日、国内国産SSPを強みとするカウリが、来春にも東京証券取引所に上場することを検討していると報じた。同社の高田勝裕社長がブルームバーグとのインタビューで明らかにしたという。米国および東南アジア進出に向けた資金調達の側面もあるためか、日本企業の話題を海外のニュースサイトが取り上げているというのが興味深い。

 

ALBERT、「Amazon Kinesis」への適応を完了

データ分析をコアに持つALBERTは、これまでバッチ処理でしか不可能であったデータ集計や分析を、リアルタイムで反映することを目的に「Amazon Kinesis」への適応を完了させた。Amazon Kinesisは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の、大規模なストリーミングデータをリアルタイムで処理する完全マネージド型サービスである。これにより同社の「smarticA!DMP」は、M2MやIoTにも対応したデータをリアルタイムで反映し、さらに早い判断速度で配信へ活かせるようになる。

 

「デクワス.DSP」と「cosmi Relationship Suite」が連携を開始

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とadingoは、KCCSが提供する広告配信プラットフォーム「デクワス.DSP」と、adingoが提供するプライベートDMP「cosmi Relationship Suite」のシステム連携を開始した。本連携サービスはトランスコスモスが、リターゲティング精度の向上、見込み顧客の新規開拓に課題を抱える顧客を中心に先行販売を行う。

 

マイクロアド、Hadoopディストロを活用し行動履歴解析基盤を強化

伊藤忠テクノソリューションズは、マイクロアドに、Hadoopディストリビューション「Pivotal HD」と、Pivotal HD上での高速なSQL処理を実現するオプション「HAWQ」を活用したデータ分析基盤を導入した。これにより、従来のHadoopでは実現できなかった高速処理を実現する。ALBERTのリリースにもあったが、データ分析には質とスピードが間違いなく求められている。

 

DI、テレビCMとオンライン動画広告の配分モデル構築サービスを開始

デジタルインテリジェンスは、広告主企業に対して、テレビCM投下とオンライン動画広告の適正な配分モデルの構築や、テレビCMを投下する予算のないブランドのためのオンライン動画広告プランニングに関するコンサルティングサービスを開始した。テレビCMと同じ効果指標でオンライン動画広告に効果指標を作り、コンサルティングを行うという。

(編集:三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。