先週のアドテクシーン:SSP「Fluct」が「楽天DSP」と連携開始、マリンソフトウェアが「Marin Connect」の新機能など

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 


 

 

 

ファンコミュニケーションズ、DSPサービスを提供開始

ファンコミュニケーションズは、DSPに当たるサービスをリリースした。接続先は、F@Nグループが運営する国内最大級の広告ネットワークA8・moba8・nendや、国内の代表的なAdExchange・SSPなど。まずは、自社のネットワークとの接続を拡大していく。

 

SSP「Fluct」、「楽天DSP」と連携開始

Adingoが提供するSSP「Fluct」と、楽天のDSP「楽天DSP」が連携を開始した。Fluctは、インプレッション毎の広告配信を最適化することでメディアの収益最大化支援を強化するため、国内外のDSP連携に積極的。楽天DSPは、楽天のオーディエンスデータを使用したターゲティングに強みを持つ。

 

DSP「Bypass」、開始から約2年で広告主2,000社を突破

ユナイテッドは、運営するDSP「Bypass」が、累計広告主数2,000社を突破したと発表した。1,000社を突破するまでは16ヶ月を要したが、その後7ヶ月で2,000社突破となり、成長の加速が伺える。Bypassは、PC側の取り扱いも開始し、同社SSP側のAdStirの拡大も後押しして存在感を増している。

 

マリンソフトウェア、「Marin Connect」の新機能を発表

マリンソフトウェアは、APIを介さず直接接続を可能にする「Marin Connect」の主要機能として、新しく「Marin Context Connect」を発表した。広告主が消費者の行動様式や外部要因への適応能力を高められるように開発された機能で、天候、テレビ番組、スポーツの試合結果、株式市場の動向など、多種類のコンテキストデータを取り入れることが可能。同社CMOのMatt Ackley氏は、「各種コンテキストデータとの連携により、広告主は各社独自の外部要因を定義してデジタルキャンペーンを最適化できます」とコメントしている。

(編集: 三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。