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先週のアドテクシーン:スパイスボックス、アジア地域に進出

日本国内、アドテクシーン画像

 

明けましておめでとうございます。
2018年もExchangeWire JAPANをよろしくお願いたします。

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。(年末を挟んだため、昨年末のトピックスを中心にお届けします。)

【新サービス・新機能】

TBS・テレビ東京・WOWOW・日本経済新聞、定額制動画配信サービス「Paravi (パラビ)」を来年4月に提供開始

TBS・テレビ東京・WOWOW・日本経済新聞は、それぞれが出資しているプレミアム・プラットフォーム・ジャパンから定額制動画配信サービス「Paravi (パラビ)」を来年4月に提供開始することを発表した。(PDFアイコンPDF)

メディアインキュベート、運用/記事代行サービスの「メディアアドエージェンシー」をリリース

メディアインキュベートは、月額5万円から提供するリスティング広告代行、SNS広告の運用代行/記事広告の選定も包括的に提供する「メディアアドエージェンシー」をリリースした。

【サービス連携・業務提携】

D2C Rの 「ART DMP」、動画広告プラットフォームの「VidSpot」と連携

D2C Rの 「ART DMP」は、動画広告プラットフォームの「VidSpot」と連携した。
リアルタイム且つオートマチックなデータ連携を実現する。
ART DMP チャート

出典:同社プレスリリース

アイモバイルの動画アドネットワーク「maio」、「AdMob メディエーション」と連携及びオープンソースに対応

アイモバイルの動画アドネットワーク「maio」は、「AdMob メディエーション」と連携及びオープンソースに対応し、アプリデベロッパーに対して技術的な実装を含め収益改善をサポートする。(PDFアイコンPDF)

サイバーエージェント、世界初となる「Criteoリセラープログラム」にAPIとの連携により対応

サイバーエージェントは、ECマーケットなどを運営する企業がCriteoダイナミックリターゲティングを、広告商材として売り手となる企業や店舗へ提供する「Criteoリセラープログラム」と世界で初めてAPI連携を果たした。

Candee、キャスティング専門会社「エイスリー」と業務提携を締結

Candeeは、マーケティングに活用するための最適なマッチングを実現するキャスティング体制を強化することを目的に、キャスティング専門会社「エイスリー」と提携しタレントマネジメント事業を拡大させる。

【新会社・新組織】

ファンコミュニケーションズ、nend事業部とnex8事業部を統合しADプラットフォーム事業部を新設

ファンコミュニケーションズは、nend事業部とnex8事業部を統合しADプラットフォーム事業部を新設した。(PDFアイコンPDF)
また新事業部の部長には二宮幸司氏が任命された。

【調査】

OathグループのFlurry Analytics、「モバイルアプリの利用実態調査」を公開

OathグループのFlurry Analyticsは、「モバイルアプリの利用実態調査」を公開した。
3,166社の協力の元、7,600万台以上のデバイスにインストールされた21,000個以上のアプリアクティビティの総合データを基にした。

【海外展開】

スパイスボックス、アジア地域に進出

博報堂グループのスパイスボックスは、中国/タイ/インドネシア/台湾を中心とするアジア地域に進出し、現地企業向けにブランディング動画制作・配信支援をスタートした。
同じく博報堂グループのDACともテクノロジー領域で連携する。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。