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IAS×JTBコミュニケーションデザイン×クリムタン、3社連携 デジタルインバウンドソリューションを発表[ニュース]

アドベリフィケーション領域におけるグローバルリーダーであるIntegral Ad Science Japan株式会社(IAS)と、JTBグループの中でもインバウンド領域におけるプロモーション実施に関する広告ソリューションの知見を持つ株式会社JTBコミュニケーションデザイン(JCD)、グローバルアドテクノロジー領域のリーディングカンパニーであるクリムタン株式会社(クリムタン)の3社は、各社が持つ優れたインバウンドソリューションの強みを活かした新たなデジタルインバウンドソリューションの提供を開始する。

(Sponsored by IAS)

 

訪日インバウンドの市場動向

日本政府観光局(JNTO)2023年7月の発表によると、1月~6月までの訪日外客数の累計は1,071万2千人となり、半年で1,000万人を超えた。加えてJNTOが6月に発表した新たな訪日マーケティング戦略においては、「市場別戦略」「市場横断戦略」について触れられており、今後インバウンドをターゲットとした高付加価値旅行やアドベンチャートラベル(AT)、大阪・関西万博に関するプロモーションが加速するものと考えられている。
(出典:日本政府観光局(JNTO)訪日インバウンドマーケティング/訪日マーケティング戦略)

 

訪日インバウンドにおけるデジタルプロモーションの課題

活気を帯びている市場ではあるが、デジタルプロモーションを実施する際にはいくつかの課題がある。
①メディア単体(プラットフォーム)での、ユーザー行動の把握やリターゲティング(ユーザーの再アプローチ)は可能ではあるものの、他のメディアと複数展開した場合、メディアを横断したユーザー把握が困難な為、効果的なターゲティングが出来ない。
②デジタルプロモーションの効果的な手法として、興味関心などの行動ターゲティング配信は可能であるものの、ターゲティングのクオリティが十分でない状況が散見される。
③実施後の課題として、動画の視聴数やバナーの表示回数、クリック数などの検証は可能だがインサイトを推し量る事が難しい。
④意図せず危険性が高いサイトや不適切なサイトに配信されてしまうなど、ブランドセーフティや広告不正対策が保たれていない。

 

3社の強み

・IASの強み
デジタル広告の配信状況を透明化するアドベリフィケーションのグローバルリーダーであり、不適切な広告表示による広告費の損失やブランド価値毀損を防ぐ計測とリスク回避機能を提供。

・JCDの強み
インバウンドソリューションの知見を持ち、インバウンド市場でのオンラインマーケティングやリアルイベントの豊富な知見と実績。

・クリムタンの強み
あらゆるライフサイクルのステージで、オンラインユーザーにアプローチできる独自のテクノロジーを備えたプログラマティック・マルチチャネル・マーケティング・プラットフォームを提供。

3社連携デジタルインバウンドソリューション施策

3社が連携する事でデジタルプロモーションにおける、最適なソリューションを提供する。

・Total Media Attribution(トータルメディア・アトリビューション)
~トラディショナルメディアがデジタルに融合する時代~
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外ビジョンのメディアは、デジタルメディアと融合する時代となった。デジタル化により、ユーザージャーニー(行動)をデータ把握し、ユーザーのメディア接触に沿ったデジタルプロモーションが可能。また、クッキーレスにより同じユーザーへのリターゲティング難しくなったが、クリムタン社のアクティブIDで、リターゲティング施策が可能となり、効果的なデジタルプロモーションを実現する。

・Hyper Personalization(ハイパー・パーソナライズゼーション)
~AI技術を活用したパーソナライズの最適化~
AI技術を活用し、ユーザーターゲティングが高度化し、ユーザーごとにリアルタイムで、適切な場所・適切なタイミングで展開できることで、行動ターゲティングの最適化を図る。

・Attention Time Survey(アテンションタイム・サーベイ)
~デジタルプロモーション最新ユーザーインサイト分析~
広告市場における指標4つの効果(ビューアビリティ・広告表示時間・ページ滞在時間・エンゲージメント)を掛け合わせて効果計測と分析を行い、最適なデジタルインバウンドソリューションを展開する。

・Inbound Ad Verification(インバウンド・アドベリフィケーション)
~インバウンドプロモーションに特化したアドベリフィケーション~
デジタル広告の配信状況を計測し、不正インプレッションの被害やブランド毀損のリスクから守るソリューション。配信された広告が誰に、どこで、どのようなに表示されているかをデータで可視化し、レポーティング。不適切な広告表示による広告費の損失やブランド毀損を防ぎ、広告効果の最大化を図ることができる。

 

訪日インバウンドプロモーションの未来を切り開くための新たな戦略を提供

IAS・JCD・クリムタンの3社連携により、今まで訴求が難しかったデジタルプロモーションの未来を切り開くための新たな戦略、戦術をオーダーメイドで提供し、旅マエ・旅ナカ・旅アトなど、個々が抱える課題を効果的な施策で解決する。3社が提供するデジタルソリューションで、訪日外客の拡大をはかり、観光業への発展だけではなく、文化交流、地域振興など日本経済の活性に貢献したいと考えている。

ABOUT 加納 奈穂

加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当 武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。