TEADS、ADIDASをローンチパートナーに迎えてDPAコンテキストコマースフォーマットを発表[ニュース]
by ニュース
on 2024年11月11日 in![TEADS、ADIDASをローンチパートナーに迎えてDPAコンテキストコマースフォーマットを発表[ニュース]](https://cdn.exchangewire.com/wp-content/uploads/2024/11/FotoJet-2024-11-08T133053.592-525x350.jpg)
Teadsは、ダイナミックプロダクト広告(Dynamic Product Ads、以下 DPA)を活用した新しいコンテキストコマースソリューションを発表した。
このソリューションの導入によって、TeadsはDPAを提供する最大級のオープンインターネットプラットフォームの1つとなった。
パーソナライズされた購買需要が高まる中、価格、在庫、配送オプションといった要素に基づいた広告をプレミアムでコンテキストに合った環境で提供することにより、消費者のそれぞれのモーメントとの関連性を高める広告ソリューションをリリースする。
TeadsのDPAコンテキストコマースフォーマットは、「瞬間(モーメント)」に関連する製品に接触する機会を消費者に提供し、行動やコンテキストに合った親和性の高い商品を訴求する広告フォーマットである。
Teadsと直接接続するプレミアムパブリッシャーの信頼性の高い編集記事・コンテンツ上でDPAコンテキストコマースフォーマットを実装することにより、CTR、CPC、CPV、CPA、ROASなどのパフォーマンスがより向上し、広告主のKPIの達成に貢献することが可能だ。
また、このソリューションはファッション、エレクトロニクス、ホームグッズなどの業界向けに設計されており、2025年にはさらに多くの業界へ展開される予定となっている。
スポーツ用品業界においてグローバルを牽引するアディダスがこのソリューションの初のパートナーとなり、続いて小売、テクノロジー、ビューティー、ラグジュアリーなど複数の業界から十数ブランドが加わり、今後のショッピングシーズンに向けて活用を予定している。
TeadsのDPA広告を導入することにより、広告主はTeads Ad Manager(以下TAM)に商品フィード(商品データベース)を簡単に作成することができ、売れ筋商品や人気カテゴリー、あるいはカスタムしたデータに基づいて、製品セットをオプティマイズすることが可能となる。
これにより、価格、在庫、割引といったリアルタイムの製品データを反映した広告が自動的に更新される。
オールウェイズオン(常時配信)のキャンペーンにおいては、広告と消費者間との関連性(レリバンシー)が最大化する。
TAM上で、広告主は数回のクリックで広告フォーマットを制作し、キャンペーンの目的やターゲティング戦略に即したキャンペーンを簡単に開始することが可能である。
<主なメリット>
• 手動から自動化へ:特定の製品やカテゴリーごとに手動で広告を作成する従来の方法から、商品フィード(商品データベース)を活用し、ページごとにコンテキストに合わせた広告を動的に配信することで、プロセスを自動化できる。
• リターゲティングを超えたコンテキストターゲティング:ブランドセーフで視認性の高いinReadフォーマット配信面にDPA広告を配信することで、良質な編集記事内にアクセスしている「新たな見込み顧客のその瞬間」に効果的にリーチできる。
• パフォーマンスとブランドエクイティ:Teadsは、CPC(クリック単価)、CPV(訪問単価)、ROAS(広告費用対効果)などの指標の測定が可能。ポジティブなブランドイメージを維持し、消費者との長期的な信頼構築にも貢献する。
この度のリリースにあたり、TeadsのCo-CEOであるジェレミー・アルディティは以下のように述べている。
「Teadsのコンテキストコマースは、成長中の小売・コマースブランドに対し、パフォーマンスとブランド体験のバランスを保ちながら、プレミアムな環境でリアルタイムのコンテキストに適合した広告を提供する機会をもたらします。」
ABOUT 加納 奈穂

ExchangeWireJAPAN 編集担当
武蔵野美術大学卒業後、出版社に入社。WEBサイトや広告の運営に従事。その後コスメ情報サイトのコンテンツマネージャーを経て出版社での通販事業において販売促進業務を担当する。通販会社にてSNS運用に携わったのち、2022年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。現職に至る。