[Global動向]パブリッシャーへのGoogle経由トラフィックは半減してしまうのか?ほか
by on 2026年7月24日 in ニュース
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パブリッシャーへのGoogle経由トラフィックは半減してしまうのか?
AIが、かつてGoogle検索からニュースサイトへ流れていた参照トラフィックを急速に減少させている。これは多くのパブリッシャーが以前から疑ってきたことである。
戦略コンサルティング会社DJB Strategiesが実施した、デジタルパブリッシャー業界団体AOPの新たな調査「人工知能がパブリッシャーに与える影響に関する調査(Artificial Intelligence Publisher Impact Study)」では、イギリスの大手パブリッシャー8社における6カ月間のトラフィックが分析された。対象となったページビューは108億回に上る。
調査結果によると、2025年第1四半期から第2四半期にかけて、Googleのオーガニック検索からの参照トラフィックは7.1%減少した。この期間は、Googleが検索事業の売上高について12%の成長を報告し、AI Overviews機能を大幅に拡大した時期と著しく一致している。
言い換えると、GoogleのAIを活用した検索ツールの存在感と収益性が高まる一方で、そのツールにコンテンツを提供しているパブリッシャーは、同プラットフォームからのトラフィックが大幅に減少する事態に直面していることになる。
この四半期ごとの7.1%の減少が今後も続けば、Googleからもたらされるページビューは2027年第3四半期までに半減する可能性があると、同調査は警告している。
また、この予測では、AIの利用が習慣化することで、時間の経過とともに再訪問がさらに抑制されるという複合的な影響については触れられていない。
EU、デジタルサービス法違反でAliExpressに罰金
欧州委員会は、デジタルサービス法(DSA)に基づく義務に違反したとして、中国発の越境ECプラットフォームAliExpressに5億5,000万ユーロ(約1,018億円)の罰金を科した。
規制当局は、AliExpressが違法の可能性がある商品掲載を審査するために、十分な人員を確保しているかどうかを適切に評価いいこと、検出システムの有効性を実際以上に高く見積もっていること、違法商品が再掲載されることを防げているかどうかを測定するために不十分な定量指標に依存していること、など同社が複数の点で適切な対応を怠ったと判断した。
欧州委員会による検証では、多くの違法商品が削除される前に、買い物客にレコメンドまたは広告として表示されていたことが判明した。
評価上の不備に加え、欧州委員会は執行面における具体的な欠陥も指摘。検出された違法商品が数週間にわたって掲載され続けることが多く、違反を繰り返す出品者に対するプラットフォームのペナルティ方針も適切に執行されていなかった。
また、商品のカテゴリーを意図的に誤って分類することで、製品コンプライアンスのチェックを容易に回避できる状態にあった。これにより、出品者は別の商品カテゴリー向けに設けられた、より緩やかな規則を悪用することが可能になっていた。
※1ユーロ=185円で換算
Beehiiv、購読者向けチャットとAIを追加
ニュースレター配信プラットフォームBeehiivは、特定のクリエイターの購読者同士がプラットフォーム上で直接チャットできる新機能「Community」の提供を開始する。併せて、クリエイターによるオーディエンスの管理と拡大を支援する新たな「AI Copilot」も導入する。
これらの取り組みは、Beehiivが総合的なクリエイタープラットフォームとしての地位を確立する、より広範な戦略の一環である。
Communityは、現在クリエイターが購読者同士の交流に利用しているDiscordサーバー、Slackチャンネル、Facebookグループといった個別のプラットフォームに代わることを目指している。クリエイターは今後、Beehiiv内にディスカッションフォーラムを構築できるようになり、限定チャットルームへのアクセスを提供する有料会員プランも設定できる。
同社はまた、プログラマティック広告も導入しており、クリエイターはニュースレター内の広告枠を販売したり、自身のオーディエンスやコンテンツに基づいて、最も効果が高い広告を選択できるようになる。
ABOUT 角田 知香
ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。




