Nexxen調査:日本企業がアメリカで認知拡大するには、消費者からの信頼だけでは不十分
by on 2026年8月04日 in ニュース

2026年8月4日、独自のデータとメディアを基盤とする広告テクノロジープラットフォームNexxenは本日、日本ブランドがアメリカの消費者にどのように発見され、認識され、評価されているかを分析した新たな調査結果を発表した。
本調査は、アメリカ市場でブランド認知の向上を目指す日本企業の広告主への支援を目的としている。
本調査では、テレビ、ストリーミング、モバイル、ソーシャルプラットフォームにまたがる分断化したメディア環境において、日本ブランドがどのように興味関心を獲得しているのかを分析するとともに、日本企業の広告主が海外展開において、メディア戦略、クリエイティブのローカライズ、オーディエンスインサイトをどのように活用すべきかを考察している。
日本ブランドは、アメリカ市場において高い消費者支持と大きな成長可能性を有している。特に広告主が、関心が「どこで形成されているか」を理解することで、成長可能性はさらに高まる。製品カテゴリー、消費者の年齢層、チャネルごとの違いを理解することで、既存の強みを活かしながら新たな領域で認知を獲得する機会を創出する。
広告主にとって重要なのは、日本ブランドがすでに支持を得ているオーディエンス、業界、メディア環境を特定し、そのシグナルを活用して認知度、検討意向、そして長期的な成長につなげることである。
調査では、日本ブランドが強みを持つ分野と、さらなる認知拡大が必要な分野として、以下の結果が示された。
- アメリカの消費者の61%が日本ブランドに魅力を感じており、特に「非常に魅力的」だと答えたZ世代は他世代の3倍にのぼる
- アメリカの消費者の67%が日本ブランドは他国ブランドより革新的だと回答し、62%が高品質で耐久性が高いと認識
- カテゴリー別認知度は、家電製品48%、自動車47%に対し、ファッション22%、旅行14%であり、カテゴリーごとに差がある
- アメリカの消費者の73%は日本の旅行ブランドを挙げることができない
- アメリカの消費者は商品・ブランドと地域との関連性を、「入手しやすさ」と「明確な英語でのコミュニケーション」によって判断しており、いずれも52%にのぼる
- 日本企業の広告主で、「店舗・販売チャネルでの入手しやすさ」を重要なローカライズ要素と回答したのは33%にとどまり、48%は価格や販促施策を優先している
Nexxen日本担当バイスプレジデント兼カントリーマネージャーの城西 將恒氏は、次のように述べている。
「日本ブランドはアメリカ市場で大きな強みを持っていますが、成長のためには、寄せられた関心を継続的な認知とエンゲージメントへと転換することが重要です。本レポートは、日本の広告主に対し、受容性の高いオーディエンス、カテゴリーごとの認知ギャップ、そしてアメリカの消費者が地域との関連性として認識する要素を明確に示しています。これらのインサイトは、オーディエンス選定、クリエイティブのローカライズ、クロススクリーンでのメディアプランニングにおける市場参入戦略の強化に役立ちます。」
本調査はPureProfileとの共同で実施され、アメリカの消費者1,008人と、日本企業のマーケティング意思決定者262人を対象に行われた。
レポート「Unlocking Discovery for Japanese Brands in a Converged Media Landscape」は現在公開中。
Nexxenについて
Nexxenは、独自のデータとメディアを活用し、ファネル全体で成果を実現する広告プラットフォームである。デマンドサイドプラットフォーム(DSP)とサプライサイドプラットフォーム(SSP)に加え、中核となるNexxen Data Platformを備え、独自のオーディエンスインテリジェンス、自動化技術、専門知見を通じて、メディアが融合する現代の環境に対応している。
本社はイスラエルにあり、北米、欧州、アジア太平洋地域に拠点を展開。Nasdaq(NEXN)に上場している。詳細は https://nexxen.com を参照。





