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先週のアドテクシーン:PubMatic、バイサイド向けの手数料無料化を発表

日本国内、アドテクシーン画像



広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届け。

【新サービス・新機能】

「GenieeDSP」、三井物産が提携する米Drawbridge社のクロスデバイスマッチング技術を導入

ジーニーの「GenieeDSP」は、日本では三井物産が提携している米Drawbridge社のクロスデバイスマッチング技術を導入し、PCとスマホアプリ間等を横断する同一ユーザーを推定し、広告配信を行う機能開発に着手した。
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出典:同社プレスリリース

Repro、デジタルガレージと協業し、ゲームアプリ向けにマーケティングの総合支援を開始

Reproは、デジタルガレージと協業し、ゲームアプリ事業者に対して顧客接点の最適化を実現するアプリマーケティングの総合支援を開始した。

アイモバイル、モバイルアプリ支援に特化したグロースハックツール 「LogBase」をリリース

アイモバイルは、株式会社pLuckyより譲受したリテンションマーケティングツール「LogPush/LogPOP」 の大幅な機能追加を行い、モバイルアプリの収益最大化支援サービス「LogBase」として2/15より販売を開始することを発表した。
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出典:同社プレスリリース

GMOアドマーケティング、オウンドメディアやタイアップ記事などのコンテンツ集客に特化した「ReeMoリーモ byGMO」を提供開始

GMOアドマーケティングは、コンテンツマーケティング需要に対応するために、オウンドメディアやタイアップ記事などのコンテンツ集客に特化した「ReeMoリーモ byGMO」を提供開始した。

トライバルメディアハウス、Instagramからのファン発掘・関係構築・施策実行までを一貫して行う「Fan Discovery」サービスの提供を開始

トライバルメディアハウスは、企業が自分にあったインフルエンサーを探しやすくするため、Instagramからのファン発掘・関係構築・施策実行までを一貫して行う「Fan Discovery」サービスの提供を開始した。

PubMatic、バイサイド向けの手数料無料化を発表

PubMaticは、同社プラットフォーム上で行われた取引のバイサイド(ブランド企業、広告代理店、DSP)向けの手数料を無料化したことを公表した。

【調査】

ソウルドアウト、2018年予算を増やしたい「Web広告」の調査を実施

ソウルドアウトは、マーケティング・販促・広報の仕事をしている735名に対して2018年に予算を増やしたい「Web広告」の調査結果を公表。
最も人気があったのはInstagram広告であった。
図:BtoC企業が2018年に予算を増やしたいWeb広告

出典:同社プレスリリース

【サービス連携・業務提携】

マーベリック、GeoLogicと連携-自動車特化のO2O広告配信プラットフォームを構築-

マーベリックは、GeoLogicと提携することで、車検データを使用した、町丁目単位での位置情報広告配信がオンライン・オフラインで可能にし、自動車特化の広告プラットフォームを構築した。
図:CARTRACEとGeoLogic-Adでデータ連携をし、広告配信する際のイメージ図

出典:同社プレスリリース

DACとQUANT、コンテンツマーケティングにおける指標開発で業務提携

DACとQUANTは、新たなコンテンツマーケティング指標を開発するために業務提携を行い、コンテンツマーケティングを提供する媒体社のデジタル化、収益化を支援するサービスを開始する。

【資本提携・買収】

電通、マーケティング領域のAI開発に強みを持つ「データアーティスト社」を子会社化

電通は、これまでプロジェクトチーム「AI MIRAI」などを共同で行っていたマーケティング領域のAI開発に強みを持つ「データアーティスト社」を子会社化した。
AI人材獲得に向け、年内にモンゴル拠点設立する。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。