Criteoリテールメディア・プラットフォーム、GDOの「GDOゴルフショップ」に導入 オンサイト広告の提供を開始
by on 2026年7月22日 in ニュース

Criteoは7月16日、自社が提供するリテールメディア・プラットフォームが、ゴルフダイジェスト・オンラインに導入されたと発表した。GDOゴルフショップにおいて、オンサイト広告の提供が可能となる。
リテールメディア市場の拡大とEC事業者の課題
コマース・インテリジェンス・プラットフォームをグローバルに展開するCriteo(クリテオ、本社:フランス、日本代表取締役:グレース・フロム、以下Criteo)は、同社が提供するCriteoリテールメディア・プラットフォームが、株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石坂信也、以下GDO)に導入されたことを発表した。本導入により、Criteoリテールメディア・プラットフォームは、GDOが運営するゴルフ用品販売EC「GDOゴルフショップ」においてオンサイト広告の提供を可能にする。これにより、消費者には関連性の高い広告体験を、広告主には新たなマーケティング機会を提供し、双方にとっての価値創出に貢献するとしている。
デジタル広告市場において購買データを活用した広告手法への関心が高まる中、リテールメディアは国内でも重要な広告チャネルとして存在感を強めている。国内のリテールメディア広告市場は高い成長を続けており、2025年には6,000億円規模に拡大、さらに今後はEC事業者や小売事業者を中心に取り組みが進むことで、2029年には1兆円を超える市場規模へ成長すると見込まれている(株式会社CARTA HOLDINGS リテールメディア広告市場調査(2026年)による)。こうした市場環境を背景に、EC事業者にとっては、自社のファーストパーティデータを活用し、広告主に新たな価値を提供する広告基盤の構築が競争力強化における重要な要素となっている。
一方で、ECサイト内での広告配信では、広告表現の自由度や拡張性などの制約がある中で、ユーザー体験との両立が課題となるケースも少なくない。Criteoは、こうした課題に対応するため、柔軟な広告フォーマットとEC体験に配慮した配信設計を可能とするCriteoリテールメディア・プラットフォームを提供している。
Criteoリテールメディア・プラットフォームの特長
今回の導入により、「GDOゴルフショップ」におけるオンサイト広告の提供を通じて、ファーストパーティデータを活用した広告配信を実現し、広告主とユーザー双方にとって価値ある広告環境の構築に貢献するとしている。
Criteoによると、同プラットフォームは、広告フォーマットや表示設計における柔軟性と、EC体験との親和性を特長としている。検索結果ページやカテゴリーページなど、購買行動に近い接点において、ユーザーの導線に配慮しながら広告を設計・展開できるという。さらに、API連携による実装や、オンサイト広告から段階的に機能を拡張できる設計により、事業フェーズやニーズに応じた運用を実現できるとしている。Criteoは、国内外で培ってきたリテールメディア運用の知見を活かし、今回の導入を通じて、リテールメディアの価値最大化に貢献していくとしている。
GDO・Criteo担当者のコメント
GDOのリテールメディア推進担当である大竹遥氏は次のように述べている。
「GDOゴルフショップは12万点以上の商品を取り扱っており、例えばポロシャツだけでも1,000点以上のラインアップがあります。『豊富な品揃え』が当社の強みである一方、取り扱い商品数・ブランド数が増えるほど、一部の商品が埋もれてしまうという課題を感じておりました。Criteo様のリテールメディア・プラットフォームを導入することで、ユーザー様にとっては興味関心にマッチした商品と出会える機会が増えます。また、出店ブランド様にとってはユーザー様との接点が増え、ニーズに合致した方へのアプローチができるようになり、販売機会の拡大・これまでの売上以外の新たな収入源の確保など、各ステークホルダーにとってプラスの効果を生み出せるシステムになると信じております」
Criteo日本代表取締役のグレース・フロム氏は次のように述べている。
「リテールメディアは、購買データに基づく広告手法として国内でも着実に存在感を高めており、EC事業者にとっては新たな成長機会となっています。このたび、ゴルフ分野に特化した事業を展開するGDO様に、Criteoリテールメディア・プラットフォームをご導入いただけたことを大変嬉しく思います。Criteoは、EC体験を損なうことなく広告価値を最大化することを重視し、柔軟な広告設計と拡張性を備えたリテールメディア基盤を提供してきました。今回のオンサイト広告の提供開始を通じて、広告主とユーザー双方にとって価値ある広告体験の実現を、今後も支援してまいります」
今後の展望
今回の導入により、GDOゴルフショップでは、ファーストパーティデータを活用したオンサイト広告の提供が可能となる。Criteoは、今回の提供開始を通じて、広告主とユーザー双方にとって価値ある広告体験の実現を支援していくとしている。
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。




