タブーラ、NBCニュースとの提携を拡大——Realizeをプログラマティック・ディスプレイ広告に展開
by on 2026年8月26日 in ニュース

Taboola(NASDAQ:TBLA、CEO:Adam Singolda、以下 タブーラ)は、NBC Newsとの既存パートナーシップを拡大し、広告プラットフォーム「Realize」により、NBCNews.comやTODAY.comを含むNBC Newsのデジタル媒体におけるグローバルなプログラマティック・ディスプレイ広告を支援すると発表した。今回の提携は、タブーラにとってネイティブ広告の枠を超える初の提携であり、同社が掲げる「オープンウェブの経済的基盤」というビジョンに向けた重要な一歩となる。
ネイティブ広告からディスプレイ広告へ拡大
NBCUniversal News Groupとタブーラは、ネイティブ広告およびレコメンデーション領域において10年以上にわたりパートナーシップを築いてきた。今回の長期提携により、NBC Newsの各媒体におけるタブーラの戦略的広告パートナーとしての位置づけがさらに深まる。NBC Newsは、タブーラの技術、独自データ、広告主からの直接需要(ダイレクトデマンド)を活用することで、自社オーディエンスの価値最大化を図る。
タブーラはこれまで、広告フォーマットや掲載面にとらわれず、広告主が成果を最大化できる環境を整えることを目標に掲げ、パフォーマンス広告プラットフォーム「Realize」を軸に事業を展開してきた。2025年にローンチされたRealizeは、これまでに数千社の広告主を支援し、適切なオーディエンスへのリーチ、効率的なスケール、コンバージョンの創出など、具体的な成果につなげる基盤として機能している。今回のNBC Newsとの提携拡大は、そうしたタブーラの目標を体現する重要なマイルストーンと位置づけられる。
Realizeが担う、NBCNews.comとTODAY.comでのプログラマティック広告
今回の提携により、タブーラのRealizeが、NBCNews.comおよびTODAY.comを含むNBC Newsのデジタル媒体におけるグローバルなプログラマティック・ディスプレイ広告を支える。今回の提携は、タブーラにとってネイティブ広告の枠を超える初の取り組みとなる。Realizeを選択した主要な広告主・広告会社は、NBCNews.comとTODAY.comで、成果重視型のキャンペーンを展開できるようになる。
Realizeを活用することで、広告主は検索やソーシャルメディア以外の領域においても、フォーマットや掲載面を問わず測定可能なビジネス成果を追求できるようになる。一方でパブリッシャー側も、タブーラの独自データや特化したアルゴリズム、広告主からの直接需要を活用することで、一つひとつのインプレッションの価値を最大化できる。タブーラによると、同社の広告プラットフォームは、NBC NewsやYahooなどのパブリッシャー、SamsungやXiaomiなどのOEMとの協業を通じて、1日あたり約6億人のアクティブユーザーにリーチしている。今回の提携拡大も、こうした基盤の上に成り立っている。
「フォーマットではなく成果を」——タブーラCEOが語るビジョン
タブーラのCEOを務めるAdam Singolda氏は、次のように述べている。
「NBC Newsとの提携は、オープンウェブ広告の未来を象徴しています。業界は長年、フォーマットや掲載面を中心に考えてきました。私たちが重視するのは成果です。私たちはネイティブレコメンデーションを軸に事業を始め、現在では、より広範なディスプレイ広告事業を支援するまでに至っています」
さらに同氏は、次のようにコメントを続けている。
「これは、検索とソーシャルを除くあらゆる領域において『オープンウェブの経済的基盤』となるという私たちのビジョンに向けた大きな一歩です。私たちは、広告主があらゆるフォーマットや掲載面を通じて測定可能なビジネス成果を実現できる単一のプラットフォームを提供すると同時に、パブリッシャーがすべてのインプレッションの価値を最大化できるよう支援しています。インターネットがページビューから会話(コンバセーション)へとシフトする中で、パブリッシャーはその未来に参加し、ユーザーを失わないための手段を必要としています。だからこそ私は、NBC Newsを支援し、エンゲージメント、マネタイズ、そして広告主にとっての価値という新たな機会を生み出すことに、大きな期待を寄せているのです」
一方、NBCUniversal News GroupでChief Business Officerを務めるSatpal Brainch氏は、次のようにコメントしている。
「タブーラは、NBC Newsにとって重要なパートナーです。私たちはこの長年にわたるパートナーシップを拡大できることを嬉しく思うとともに、今後数年間にわたって関係を深めていくことを楽しみにしています」
検索・ソーシャルを超える「オープンウェブの経済的基盤」へ
今回の提携拡大は、タブーラにとってネイティブ広告の枠を超える初の提携であり、Realizeの適用範囲をプログラマティック・ディスプレイ広告へ広げる節目となる。同社は、広告主にはフォーマットや掲載面を問わず測定可能な成果を提供し、パブリッシャーには各インプレッションの価値最大化を支援する単一のプラットフォームを掲げる。検索・ソーシャル以外の領域で「オープンウェブの経済的基盤」となることを目指すとしている。
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。





